塾長ブログ

令和3年度の大阪府公立高校入試の出題範囲変更について!各都道府県で試験範囲が異なる!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は新型コロナの影響で、通塾日数や学習内容に変更があり、それに伴い高校入試の試験範囲も変更になりました。その出題範囲についてお話しようと思います。

学校によれば6/15以降の授業が8時間授業になるところもあるみたいですね…いきなり8時間授業になると生徒たちの体力が持つのかも心配ですね。

そういえば僕が高校3年生の時は、火曜日のみ9時間授業で、8時間目と9時間目の授業が続けて物理(当時は物理Ⅱ)だったので死にそうになっていたのを覚えています。。。

新型コロナにより3月~6月中旬までほぼ休校!

新型コロナの影響で小中高ともに3月から6月中旬までほぼ学校が休みになっていました。(正確には6月15日から通常通り通学再開です。)

それに伴い学習範囲に大きな遅れが生じてしまい、大阪府では夏休みが10日間、冬休みが7日間に短縮されました。

大阪府の2020年度の夏休みの日数は10日、冬休みは7日に決定!北九州の学校でもクラスター発生?

休みを少なくしてガンガン詰め込めば良い!というわけではありませんが…

新中1・中2生は2~3年の間でその遅れを取り戻せば良いのですが、新中3生は「入試」があるのでそうは言ってはいられません。

この学習内容の遅れに伴い、各都道府県で高校入試時の出題範囲が変更されました。

東京都では入試の出題範囲が大きく変更されています!

東京都では中3で学習する内容の内、約7ヶ月で習得出来る内容に限り入試に出題すると発表されています。

国語 中3の漢字を除外
数学 三平方の定理・標本調査を除外
英語 関係代名詞を除外
社会 公民の「私たちと経済」の「国民の生活と政府の役割」・「私たちと国際社会の諸課題」を除外
理科 第1分野の「運動とエネルギー」の「力学的エネルギー」・「科学技術と人間」を除外

第2分野の「地球と宇宙」の「太陽系と恒星」・「自然と人間」を除外

このように大幅に出題範囲が削られています。(⇧少し簡単にまとめています!)

英語で関係代名詞を出さないとなると…ガンガン分詞を使って表現されるんでしょうね…東京都の入試の出題範囲変更に関して、詳しくはこちらをご覧下さいね。

東京都教育委員会(公立高校入試について)

さて、大阪府公立高校入試はどうなんでしょうか。

大阪府公立高校入試の出題範囲にも変更あり!

先ほどのように、大阪府も入試の出題範囲が変更されたかどうかを確認しましたが、現時点(6/15)では出題範囲に変更点がまだ発表されていません。

出題範囲に変更があり、具体的な内容も公表されました。(6/22現在)

以下の範囲が除外されます。

国語 ・中3の内容の内「書写に関する事項」を除外

・中学校で習う漢字の一部を除外

数学 ・中3の「図形」の範囲の「円周角と中心角」「三平方の定理」を除外

・「資料の活用」を除外

英語 ・「現在分詞・過去分詞の用法」の「後置修飾」を除外

・中学校で習う英単語の一部を除外

理科 ・第1分野の「科学技術と人間」を除外

・第2分野の「自然と人間」を除外

社会 ・公民的分野の「私たちと経済」の「国民の生活と政府の役割」を除外

・私たちと国際社会の諸課題」を除外

東京都とは出題範囲が結構異なります!

英語は分詞の一部が除外されるだけで、そのあとに習う関係代名詞は入って来るんですね…「分詞の後置修飾」と言われても???となっている生徒はまた聞いて下さいね!

簡単に言えば…a walking manは出題されるけれど、a man walking with his dogは出題されないということです!(簡単に言ってないですね…汗)

この分詞に関する説明はこちらをご覧下さい!

現在分詞・過去分詞の後置修飾とは?

出題範囲の詳細はこちらをご覧下さい!(大阪府教育委員会より)

令和3年度大阪府公立高等学校入学者選抜における出題内容について

国語で除外される漢字

英語で除外される英単語

さいごに

学校がまだ完全に元の状態に戻っていないので、今後の進み具合なども具体的に決まっていませんね。

恐らくどの学校も従来よりもスピードを上げて進める気がしてなりません。しっかりと復習に力を注いで下さいね!

以上、Mazzyでした!