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1年留学(オーストラリア)に必要な費用をご紹介!コストダウンの方法も伝授します!

こんにちは!塾長のMazzyです!

僕は32歳~33歳の時に1年間の語学留学を行いました。その時にかかった費用についてお話します。大学を卒業してからオーストラリアに留学を考えている方は参考にしてみて下さい。

留学先に選んだのは第三の都市 クイーンランド州のブリスベン

僕が大学生の時に6週間の留学に行ったのがこのブリスベンでした。ここの気候が特によく、それほど大きくない町でしたが街中でも程よく「英語」が聞こえて来たのと、人柄の良さも決め手でした。

ちなみにブリスベンはオーストラリアの第三の都市と呼ばれていて、人口も200万人ほどです。

今回の留学までにケアンズやゴールドコースト、そしてメルボルンにも行ったことがあるんですが、僕の印象としてはケアンズはかなり田舎でした。それゆえに若い人でも訛り(なまり)があり聞き取り辛かったのを覚えています。

オーストラリアの訛りに関してはこちらに書いていますので、参考にしてみて下さい!

オーストラリアの英語は訛っていない!訪問する場所や年齢層による!

シドニーやメルボルン、ゴールドコーストなどの観光地は除外!

留学先を決める時にシドニーやメルボルン、そしてゴールドコーストも候補にはあったんですが、オーストラリアの大学を卒業し5年半ブリスベンに住んでいた友人に相談をしたところ、「シドニーやメルボルン、ゴールドコーストは観光地としても有名だから街中で英語よりも中国語や韓国語が聞こえるから、ここはオーストラリア?と勘違いするよ!」とアドバイスをもらいました。

確かにゴールドコーストとメルボルンに行った時は、英語よりも中国語や韓国語を多く聞いたような気がしました。

それと、学生時代に留学した時のホストファミリーが最高だったのと、街の雰囲気、現地のネイティブの気さくさが非常に心地よく、総合的に考えて1年留学もブリスベンに決めました。

1年留学の費用は全込みで約350~400万円

僕が1年留学をしていた時の生活費をご紹介します。ざっくりと先に一覧表をご覧下さい。

総額は日本円で約350400万円です。もちろん為替レートにもよりますよ!20代からコツコツと貯めていた貯金が一気に吹っ飛んじゃいました…。

必要費用一覧

①渡航費用(往復)

②空港送迎費用(片道)

③入学金

④ホームステイ手配料

⑤教材費

⑥授業料

⑦検定試験料(必要な人のみ)

⑧ホームステイ費(必要期間のみ)

⑨通学費(交通費)

⑩シェアハウス代

⑪Wi-Fi代

⑫食費

⑬現地のスマホ代

⑭海外留学学生保険(OSHC)

⑮学生ビザ申請費用

など

僕の場合を順にご説明します!

①渡航費用(往復)

この渡航費用は格安航空のジェットスターを使ったため、往復で20ほどで済みました。ここも費用に大きく差が出る項目ですね。もしビジネスコースで行こうものなら、片道でも30~50万前後すると思います。

②空港送迎費用(片道)

空港送迎(片道)は学校側が手配をしてくれたのですが、$110の費用が必要でした。これは空港に到着してからホームスティ先までの送迎です。オーストラリアに到着したときは、まだ土地勘が全くないのでこれを利用しました。

原則としてホームステイ先への到着は日曜日になるそうです。

③入学金

入学金に関しては学校によって差があるとは思いますが、僕の通っていた学校は$230でした。もっと高い学校や安い学校もありますが、入学金で決めるのではなく、授業内容や授業時間などを参考に考えてみて下さいね。

僕が通っていた学校は、ブリスベンでも1~2位の人気を誇る学校で、さらに他校よりも授業終了時間が長いのも特徴でした!

せっかく行くんですから少しでも多く勉強を出来る環境にしたいですね!

④ホームスティ手配費用

このホームステイ手配も学校側が行ってくれました。$230必要でした。

大学時代に留学した時は、大学側が提携しているオーストラリアの大学が手配をしてくれましたが、今回はオーストラリア留学センターさんを通じて学校側に手配をしてもらいました。

⑤教材費

僕が通っていた学校の教材費は$600でした。ですが、これはテキスト3冊分(と諸々のプリント類)の初期費用でした。どこの学校もそうですが自分のレベルアップに応じて所属クラスが変わります。もちろんクラスによって使う教材が違うので、4つ目以降のクラスになると、教科書をレンタルするか購入するかを選ぶ必要があります。

⑥授業料

授業料に関しては、前期と後期の2回で支払いました。それぞれ$7,100でしたので、合計$14,200が必要でした。

僕が通っていた学校は、ブリスベンでも高い評価を得ている学校で、授業時間も長く先生の面倒見が良いので、他の学校よりは高かったと記憶しています。最初で最後になるかもしれない長期留学なので、後悔の無いようにしっかりと学校を選んで申し込みました。

⑦検定試験料(ケンブリッジ英検)

検定試験料は、検定試験を受けない人はもちろん必要ありません。僕はケンブリッジ英検を受けたので、$250必要だった記憶があります。ケンブリッジ英検は日本の英検に比べるとかなり高額です。ですが、資格は一生ものなので受けてみる価値は十分にあると思っています。

⑧ホームスティ費用

ホームステイに関しては、最初の6週間のみの利用で、その間にシェアハウスを探す生活を行っていました。ホームステイ費は$255/×6週間=$1530でした。

いきなりオーストラリアに到着してすぐにシェアハウスに住むことは、オーストラリアに知人がいない限りは出来ないことなので、代替4~6週間のホームスティを経てシェアハウスに移る人が多い印象です。

その間にシェアハウス探しを行います。

シェアハウスを探す方法についてはこちらをご覧下さい。

オーストラリアでシェアハウスを探す方法はGumtreeや学校の掲示板を利用する!

⑨通学費(交通費)

通学費(交通費)に関しては、僕は留学初期に自転車をGETしていたので、激しい雨の日以外は自転車通学でした。なのでほとんど費用が掛かっていません。

オーストラリアでは電車で通学してもバスで通学してもエリア(目的地)までの交通費は同じ設定にされています。例えば大阪から東京に行くために飛行機を使おうが新幹線を使おうが値段は同じなんです。これにはビックリしました!

ZONE1・ZONE2・ZONE3…のように分けられています。

⑩シェアハウス代

シェアハウスは留学7週目から行いました。それまではホームスティです。オーストラリアのシェアハウス代は、日本の賃貸マンションなどの月額料金とは違い、週単位の費用です。僕が住んでいたところはシティから自転車で15~20程度のところで、家賃は$150/でした。

⑪Wi-Fi代

日本では「定額使い放題」が定番のWi-Fiですが、オーストラリアは「使い放題」はありません。ですが、200GBや400GBなどのとてつもない量の通信が可能なので、実質は使い放題です!

僕が住んでいたところではWi-Fi代は$30/でした。シェアハウスによっては、Wi-Fi料金が込みのところも少なくありません。

⑫食費

食費に関しては、実際はどれぐらいかわかりませんが、出来る限り自炊を行ったり、後ほどご紹介するディスカウントマーケットを利用してコスト削減を行っていました。

たまに友達と日本食バイキングに行くときもありましたが、高くて頻繁には行けませんでした。あっ、この時ももちろん常に英語を使っていましたよ。日本人同士でも!

⑬スマホ代

現地のスマホですが、最初は日本から持って行ったiPhoneを家ではWi-Fiで、シティでは1時間無料のWi-Fiを使って凌いでいましたが、どうしても不便なので現地で中古のiPhoneを購入しました。

その購入方法も後述しています。スマホ自体は$250程度で購入し、SIMカードに関しては$7/で利用していました。

⑭海外留学学生保険(OSHC)

この海外留学学生保険(OSHC)は必ず入らなければならない保険です。これは$588必要でした。結構高いですね!でも緊急事態の時はこの保険が適用されます。

⑮学生ビザ申請費用

学生ビザ申請費用は$620必要になっています。まぁこのビザが無ければ不法入国ですからね…

ワーホリビザはもっと安いんですが、学生ビザに比べると通える学校の期間(最大6ヶ月)などに制限があり、少しややこしいんです。でも自由度もありますよ!

でも僕の印象では、ワーホリビザで来ている生徒たちよりも学生ビザを取得して留学に来ている生徒たちの方が、勉強意欲が高く、スキルアップもしていた気がします。

これらの合計は約350万~400万

これらの費用を合計し、それにちょこまかした買い物費用や外食費用を足すと、日本円で約350400万円ほどになった記憶があります。

もちろん節約生活をしなければ500万円オーバーにもなると思います。なんせ物価が高いですからね…。日本の2~3倍の物価だと思ってもらえればOKです。

コンビニの100円~150円のペットボトルの水が300~500円します!

現地でいかに節約をするかがポイント!

上記の額は、僕が1年留学のために用意をした金額です。400万円を見積もっておいて、多少余った記憶があります。

全てホームステイを行った場合や、移動に公共交通機関を使った場合は更に値段が跳ね上がります。長期留学の時はそこをいかに削減できるかがポイントですね!

僕なりの留学費用削減ポイントを以下にご紹介します。

留学費用削減ポイントその①:ホームステイを最小限に

何と言ってもホームステイが、学費以上に費用のウエイトを占めています。ホームステイは仲介してくれる業者によっても多少費用が変わりますが、僕の場合は$255/週でした。対してシェアハウスは$150/週でした。

つまり1週間に$105の差額が発生するので、1年間では$5,460です。約45万円の差額(1ドル=¥86計算)が発生します!

いきなりオーストラリアに着いてシェアハウスに住むのは、現地に知り合いがいない限りは不可能なので無理ですが、ホームステイをする期間を最小限にし、その期間内で急いでシェアハウスを探しましょう。

平均して4週間ほどあればシェアハウスを見付けることが出来ると思います。

シェアハウスの探し方は学校の先生に聞いてもいいですし、Gumtree(ガムツリー)というヤフオクやジモティのような掲示板もあるので、そこで探すのも良いと思います。僕はGumtreeで見付けました。

 

留学費用削減ポイントその②:シティに住まない

学校はたいがいシティに位置していることが多いと思います。

もちろんそこに近いところに住む方が交通の便は良いのですが、やはりシティに住むのは家賃がかなり高くなってしまいます。

仮に僕が住んでいたシェアハウス($150/週)と同じ価格で部屋を探すとなると、シェアハウスではなく、シェアルームになってしまいます。

つまり1部屋に数人が一緒に生活をすることになります。僕の場合はシティではなかったので1人1部屋ありました!

出来る限りシティには住まないようにしましょう!

留学費用削減ポイントその③:公共交通機関を使わない

僕は留学費用削減のために、シティから自転車で約15~20分の所に住んでいました。

シティと比べると約$100/週ほど安くなる計算です。ですが安いシェアハウスに住んで、毎日電車やバスを使って通学していると、シティに住んでいるのとあまり変わらなくなってきます。

そこで先ほど紹介したGumtreeでクロスバイクを売ってくれる人を探しました。約$250でTREK(トレック)のクロスバイクを譲ってくれるネイティブの人を見付けたので、その人から購入し、極力自転車通学をしていました。

雨の日のみ電車を使うようにしていましたよ。これだけでもかなりの費用削減になります。

留学費用削減ポイントその④:スマホはポケットWi-Fiは使わず現地で入手!

日本国内にいても今や生活必需品となっているスマホ。もちろんオーストラリアでも必要になってきます。

日本国内からシムフリーのスマホを持って行ける場合はその手段を取って下さい。僕はまたまたGumtreeを使って、現地のネイティブの人からiPhoneを購入しました。オーストラリアのスマホは全てシムフリーです。

これにVayaというSIM会社のシムを契約して使っていました。確か月額$7程度で、ネット通信量もそれなりに使えました。家にいる時はWi-Fiなので通信量は気にする必要がありませんでしたから!

もし日本からポケットWi-Fiを持っていくとなると、かなり費用がかかります。1日あたり数千円の費用が必要です。

留学削減ポイントその⑤:食事は基本的に自炊

これは基本中の基本ですね!オーストラリアは日本と比べると物価が2~3倍ほど高くなっています。そんな国で外食を行えば、軽く食べただけでも必ず$10以上は飛んでいきます。夕食を外食しようものなら$30~50程度は見ておかないといけません。

出来る限り自炊をしましょう!

留学費用削減ポイントその⑥:スーパーマーケットはALDI(アルディ)

オーストラリアには大手のスーパーがいくつかあります。

・Woolworths

・Coles

・IGA

・ALDI

などです。

この中でもALDIはかなり安く食料品をGET出来ます。

WoolworthsやColesと比べると、約1~2割安く食料品を購入出来た記憶があります。

現地に住まれる場合は是非、検討材料に入れておいて下さい。きっと役に立ちます!

さいごに

以上が僕が試してきた留学費用削減ポイントです。またその他にも思い出したら追記しますね!

以上、Mazzyでした!