こんにちは!塾長のMazzyです!
今日は英単語を覚える時によく受ける質問に対して、僕の見解をお伝えしようと思います。現在ウチにいる生徒たちにも指導している内容です。
単語を暗記する時は必ず発音をしなさい!と僕は生徒に伝えています。ですが生徒の中には「先生!単語の発音がわからへん!振り仮名書いてもいい?」と言ってくる生徒がいます。今回はこの点について、僕が生徒たちに伝えている内容をご紹介します。
英語にカタカナで振り仮名を書くのは中1の間はOK!
本来は発音がわからない単語にはカタカナでふりがなを付けるべきではありません。発音記号をマスターする必要があります。ですがアルファベットをようやく覚えたぐらいの生徒にとって、わけのわからない発音記号を発音と共に覚えるのは至難の業だと思っています。
発音記号を覚えるのはもう少し先(中2)でも大丈夫です。中1の間は発音さえ出来れば、発音記号を読めなくてもそこまで問題はありません。
僕は英語学習の初期のみ、カタカナでのふりがなをOKとしています。英語学習の初期…つまり長くて中1の間のみですね!
英語の学習をスタートすると、未知なる単語に多く遭遇します。最近では発音機能のある電子辞書やスマホで発音を調べることも出来るので、必ず単語の発音をチェックして下さいね!
しかし「英語にはふりがなを付けてはいけない」と言われたことはありませんか?僕も英語学習の初期のみ、ふりがなをOKと書きました。それはなぜでしょうか?
ふりがなを書いてしまうと、英語を見ずにカタカナを見てしまう癖が付いてしまう!
英単語にフリガナを書いてしまうと英語を見ずにカタカナを見てしまうクセが付いてしまうので、なるべく英単語にフリガナは書かない方が良いと言われています。
つまり和訳の時に”book”⇨「本」とはならずに「ブック」⇨「本」となってしまい、ある時に”book”という単語に出会うと「あれ?なにこれ?ぼok?ぼーく?」となってしまいます。
単語の日本語訳を覚える時も「ふりがな⇨日本語」とせずに、スペルと発音を照らし合わせて「この発音はこのスペルだな!」と頭にインプットしながら和訳をするようにして下さい。
例
× ブック ⇨ 本
〇 book⇔ブック ⇨ 本
これをしばらく繰り返している間に、英語の発音とスペルのルールを見に付けることが出来ます。そうなると未知の単語に出くわしても、ある程度発音が予想できるようになります。
発音記号は覚えなくても良い?
僕が指導している生徒たちには、中学2年生の教科書に移ったと同時に発音記号を意識させるようにしています。
左が中1の教科書で右が中2の教科書です。
左のテキストの単語欄には発音記号が書かれていないのに対して、右側の2年生のテキストには発音記号が書かれています。
1年生の時にしっかり単語と発音を覚え、英語のルールを覚えてきた生徒には2年生から発音記号も意識するように言っています。単語の正しい発音を生徒に伝え、それから発音記号を見てもらい、どの発音がどの発音記号に相当しているかを毎回確認させています。
やはり正しい発音がわからなければ英語を正しく覚えられませんからね!
なので特に中学2年生になってからは「発音記号」を意識するようにして下さいね!
僕がオーストラリアに住んでいた時の実体験で学んだ発音の大切さについても下の記事で紹介しています。
以上、Mazzyでした!