こんにちは!塾長のMazzyです!
今日(11/27)は、ウチの塾で使用している問題集の出版会社が主催する「新教科書対策セミナーと新教材展示会」が梅田で開催されていたので、そこに参加した内容をご紹介しようと思います。
この春、中学校の教科書がリニューアルされます。これに伴い変更点と塾での授業のあり方を学んできました。
慣れない新大阪の会場だったので、迷いそうになりました…(笑)
全てにおける変更点
今回は「大改訂」ではなく、全体的に「小改訂」だそうです。その中でも英語はまだ変更点があり、数学においてはあまり変更点が見受けられないそうです。
また、QRコードによるデジタルコンテンツが豊富になっていて、生徒の興味関心を喚起させる内容となっています。
英語の変更点
出版社によっても若干の違いがありますが、全てにおいてデジタルコンテンツが大幅に増えました。音声・アニメーションそして実写動画が追加され、生徒の興味をそそる(予定の)内容となっています。
そして各単元の初めにこれから習うポイントが明示されていて、それについて生徒に考えさえる内容となっています。例えば、Unit3の初めにある写真が載せられていて、それについて「これは何だろう?」「どこの国の写真?」ということを考えさせてから、それに関連する内容を読んでいきます。
また、英語4技能の内、「聞く」と「話す」についても取り組みやすいような教科書に変化しています。(これを使うかどうかは学校の先生次第ですが…)
文法知識の習得も、解説動画により学習出来るので、先生の板書が減る可能性があります。
数学の変更点
数学においてはほとんど変更点がないそうです。
英語同様、デジタルコンテンツが拡充されていて、全例題に対しての解説動画が充実しています。それにより先生の板書も減るかもしれません。
また、理解度に応じて選択的に使用される章末発展問題に関しても解説動画がプラスされています。
教科書によっては「栄光ゼミナール」の解説動画も見ることも出来ますが、これは有料になります。
国語の変更点
こちらも数学と同じくほとんど変更点がありません。ですがやはりデジタルコンテンツが増えています。
例えば解説動画で読み方の解説を学ぶことが可能になりました。
また、作者からの生徒へのメッセージ動画も追加され、本文に興味を持つキッカケ作りにも貢献しています。なんかちょっと斬新ですよね。
理科・社会の変更点
こちらも特に大きな変化はなく、その他の科目同様、デジタルコンテンツが拡充されています。
理科においては、実験動画や器具操作動画が全出版社の教科書で標準装備されています。
社会では、ビジュアルを用いたイントロダクション動画で生徒の興味を引くシステムが導入されています。また、練習問題に関してはゲーム形式のアプリで繰り返し行うことが出来ます。
塾のテキストも少し変化!
今はかなりのスマホ普及率なので、それに対応したデジタルコンテンツが教科書に多く盛り込まれる時代になりました。
塾で使っている問題集も一新され、今までとは違ってデジタル版の問題集も無料で利用できるようになりました。今までは問題集に書き込んで勉強をしていたので、2回目にやる時は既に答えが見えてしまっていて、塾で問題集を先生にコピーをしてもらわないと復習することが出来なくなっていました。ですが、このデジタル版の問題集がプラスされたことにより、繰り返し学習することが可能になっています。
また、従来から取り入れているARというシステムにより、基本問題の解説を動画で見ることが出来ます。これを活用することによって、復習・または予習を行うことができ、効率的に授業の内容を吸収することが出来ます。
さいごに
数学は毎回の改定時にに大きな変化はないんですが、英語に関しては、以前はSUNSHINE(サンシャイン)という教科書からHere We goという教科書に変更になった時に、学習内容が一新されてしまい、かなり教えにくい内容になってしまっていました(個人の感想です(笑))。
なので、僕が作った解説プリントを使ったり、先生方独自の指導方法を盛り込んだプリントを使っていました。
今回、学習しやすいように変更されていたら良いんですが…
以上、Mazzyでした!