塾長ブログ

英検の従来型とS-CBT型とは?その受験可能回数は?

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日はよく親御さんから相談を受ける「英検」について、その受験方式と受験可能回数についてお話しようと思います。

2024年度から英検が難化します!
2024年度から英検が難化?問題がリニューアルされる!

英検は従来型受験とS-CBT型受験がある!

従来型とは…

英検の従来型とは、その名の通り通常の受験方法で、年3回あるペーパーテストです。

試験会場に行き、時間になったら机上でテスト問題(リーディング・ライティング・リスニング)を解く、そしてこの一次試験を突破した者のみ、後日二次試験(スピーキング)を受ける資格を与えられます。

この一次試験・二次試験共に合格した者にはその級の合格証書が送付されます。これが従来型です。

つまり、2日間で4技能(リーディング・ライティング・リスニング・スピーキング)をテストされます。

S-CBT型とは…

一方S-CBT型はここ数年で出来た新しいテスト形式で、パソコンを使ったテストになります。(ライティングテストは①キーボードを使ったタイプ、②従来の紙に書くタイプの2種類を選ぶことが出来ます。)

従来型との最大の特徴は、1日で4技能全てをテストされるため、最短で資格を取得出来る点にあります。ただし、逆に言うと、1日で全ての技能をテストされるので、4技能ともしっかりと準備をしておく必要があります。

(従来型だと一次試験突破後、二次試験までにスピーキングスキルを徹底的にトレーニングすることが出来ますが、S-CBT型は1日で全技能をテストするので、スピーキング練習を後回しにすることは出来ません。)

英検の受験回数は?

従来型の英検の受験回数は?

従来型の英検は、年3回しかありませんので、多くとも1年に3回しか受験出来ません。

第1回は6月5日前後
第2回は10月10日前後
第3回は1月20日前後

だいたいこの辺りに開催されます。準会場申し込み(学校からなどの団体申し込み)はもう少し早くに開催されます。

S-CBT型の英検の受験回数は?

S-CBTの英検自体はかなりの頻度で行われています。(ほぼ毎週以上)

ただ、このS-CBTは受験期間が設けられ、それぞれの回に最大2回しか受験出来ません。つまり…

第1回(4~7月)の内2回
第2回(8~11月)の内2回
第3回(12~3月)の内2回

という具合になっています。つまり最大年6回ということですね。全て同一級を受験する場合の最大受験可能回数です。
例えば準2級と2級を出来る限り受ける場合は最大年12回受験可能ということになります。

年間合計9回受験可能!

上記のように、従来型は年3回、S-CBT型は年6回受験出来るので、合計年間9回受験出来ます。

同一級を9回受験するよりも、しっかり勉強をして1~2回で合格したいものですけどね(笑)

さいごに

公立高校受験には英検2級があると相当なアドバンテージになりますので、是非この英検を活用して下さいね!

以上、Mazzyでした!