塾長ブログ

暗記力や集中力をアップさせるためには青色のペンを使った方が良い?青色の効果とは?

こんにちは!塾長のMazzyです!

先日生徒から「青色のペンを使った方が、簡単に単語を覚えられるんだよね?」という質問を受けました。みなさんはどう思いますか?一時期、青色のペンがとても流行りましたよね?今回はこの色と記憶力・集中力に関する内容です。

実は暗記力アップにはペンの色は関係がない

人は青色を見ると副交感神経が活発になり、心や気持ちを落ち着かせることが出来ると言われています。副交感神経とは、私たちがリラックスしている時や、就寝時に活発になる神経のことです。

実際にイギリスのある都市で、街灯を従来のオレンジ色から青色に変えると、犯罪の件数が減ったという報告があり、これが気持ちを落ち着かせる効果を裏付けていると考えられています。

ですが、あくまでも犯罪抑制に効果があるだけで、色と暗記効率の関係はまだ実証されてはいないんです。

青色のペン暗記法の発祥はとある塾

「青色のペンで書けば記憶に残りやすい」というイメージは、実は「早稲田塾」と呼ばれるとある塾で流行っていた方法なんです。

青色が覚えやすいというよりは、1本のペンのインクが無くなるぐらいまで必死にそしてびっしりと復習をしまくるスタイルが、成績向上に貢献し有名になったと言われています。

「1本の青色のペンのインクがなくなるまでしっかりと努力すると、書いた内容が記憶にも残りやすく成績がアップする」というものが、いつの間にか「1本の青色のペンのインクがなくなるまでしっかりと努力すると、書いた内容が記憶にも残りやすく成績がアップする」となってしまい

青色のペン⇨記憶に残りやすい⇨成績アップ

だけが広まってしまいました。

ペンの色にはこだわらず、自分の好きなペンで努力を続ける

「青色のペンの方が暗記しやすい!」と言われたのはここ数年の話です。

保護者さん自身の学生時代を思い出して下さい。果たして青色のペンを使っている子が成績優秀で、赤色のペンを使っている子が成績不振だったでしょうか?

私自身の経験や周りの友人、そして今までに指導してきた生徒たちを見ている限りは「青色のペン=暗記しやすい」というルールは特に当てはまらないように感じています。たとえ何色で書こうとも、きっちり暗記をしてくれる子はしてきてくれますし、積極的に青色のペンを使っていてもあまり暗記をしてきてくれない生徒もいます。

要は、あまりペンの色にはこだわらず、反復法で何度も繰り返し覚える努力をして下さい!結局は勉強をしている本人の自覚によるところが「暗記力」の大部分を占めていると僕は考えています。

(色に関しては僕は心理学者ではないので、間違っていたらすみません。汗)

さいごに

ペンは自分の好きな色を使った方がストレスフリーで良いと思います!ペンの色だけで成績が上がるのなら、みんな東大・京大に行けてますからね(笑)

ペンの色にこだわらずに頑張って下さいね!応援しています!

以上、Mazzyでした!