こんにちは!塾長のMazzyです!
今日は計算力と数学力についての話をしようと思います。
ウチの塾では定期的に懇談を行っています。事前に先生方から学習状況を報告してもらい、それについて打ち合わせをしてから、その内容を懇談で親御さんにフィードバックしています。
過去に計算ミスが目立つ生徒がいて、その生徒に対する先生からのコメントがあり、これにかなり共感したのでご紹介しようと思います。
計算ミスを防ぐ2つの方法:計算ミスが減れば全体的な数学力アップにつながる!
ちなみにその先生は、先生の地元のトップ校(公立)を卒業されていて、校内でもかなり上位の成績だったそうです。(その先生の友人の先生からの情報です)
以下がコメントです。
数学の指導をしています。指導内容としては、文字を含む式の四則演算・文字式の利用・連立方程式などです。学校の進度に合わせて後を追う形で授業を進めています。
理解度としては良好だと思います。しかしその分計算ミスなどのケアレスミスが少し目立っているように感じます。
今回の中間テストは思ったほど成績が芳しくなかったのですが、解答を見てみると計算ミスが目立ちました。非常に悔しい結果です。
計算ミスをなくすためには二つのアプローチがあります。
●一つ目はメモの工夫です。
人には人の計算のクセがあり、自分のクセをよく理解したうえでメモの仕方を工夫すれば、勘違いや見落としによる計算ミスをぐっと減らせます。自分の計算ミスの頻度や傾向・種類を分析して、それをなくすようなメモの工夫を考えるといいでしょう。
もちろん、授業中に気付いた点については適宜指摘していきます。
●二つ目は計算時間の短縮です。
これは一見計算ミスの削減に相反するようですが、計算時間を短縮できれば心の余裕と時間の余裕が生まれます。心の余裕があればあせりで計算ミスをする確率が減ります。
実際、今回の中間テストでは解答時間が足りなかったと彼女も言っており。あせりも計算ミスを誘発した要因と思われます。また、時間の余裕は見直しをする時間を生みます。これによって計算ミスに気が付く確率があがり、結果計算ミスを減らすことができます。
上の二つのアプローチはたくさんの計算練習をやることでのみ実現できることですから、上の二点のアプローチを意識して日々の勉強に取り組むとなお良いでしょう。効率良い努力はより良い結果に繋がります。
つまり
①自分のメモのクセを見付けて工夫する
②計算時間の短縮を心掛ける
ですね!
これに関連した内容はこちらでも書いています。
⇨計算ミスが多くて計算スピードが遅い場合の対策は?計算ドリルが有効?計算スピードを上げるためには!
さいごに
上記のように計算力をアップさせることが、総合的な数学力アップに貢献できることがわかりましたね!
計算方法自体は頭で分かっていても、練習量不足でケアレスミスをしてしまう生徒も数多く見てきました。スポーツでも基礎練習が大切なように、勉強でも基礎練習は必須です!
頑張って下さいね!
以上、Mazzyでした!