塾長ブログ

音楽を聞きながら勉強をするのは効率が悪い!受験でライバルを蹴落とす作戦もある!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は勉強方法についてお伝えしようと思います。みなさん、勉強はどういう環境で行っていますか?無音の自分の部屋で勉強をしていますか?それとも家族が集うリビングで勉強をしていますか?

中には図書館やファミレスで勉強をしている人もいるかも知れませんね。

僕の塾の中でも周りの音が気になるのか、イヤホンをしたまま自習している生徒がいます。確かに周りの声や音が気になりますもんね。ここでの問題はイヤホンを付けて勉強をすることではなく、「聞いている音楽の種類」にあります。

今回はこの雑音と音楽についてお話しようと思います。

勉強はある程度雑音が聞こえる場所で行う

一人で勉強をする場合は完全に無音の環境が理想ですが、多少は物音にも慣れておく必要もあります。試験会場はエアコンなどの空調の音や、周りの受験生の咳やページをめくる音、記述をしているペンの音などが聞こえてきます。

僕は学生の頃、無音でないと勉強がなかなかはかどらない生徒でした。自分の部屋でテスト勉強をしていた時は、時計の「カチカチ音」すら気になる時もあり、時計の電池を抜いて勉強をしていたこともあります。その時はこれで集中出来るんです!

そして模擬テストや検定試験の当日、空調の音や周りのちょっとした音に気が散ってしまい、テストに集中出来なかった過去があります。

それゆえに、やはり普段からある程度、雑音に慣れておく必要もあると僕は考えています。

塾での自習の時もイヤホン無しで、周りの音が聞こえる環境で集中できれば、それ以上の怖いものは無いですよね?

試験の時はページをめくる音で周りを妨害する受験生もいる

試験当日は空調以外にも自分の集中力を阻害する物音が存在します。それが「ライバルたちが問題をめくる音」です。

オリエンタルラジオのあっちゃんこと中田敦彦さんが受験生の頃、問題を解き終わっても周りにプレッシャーを与えるために、ページをひたすらめくっていたという受験戦法を取っていたことも明らかにしていました。

受験や模擬試験などを経験したことがある方はわかると思いますが、空調などの周りの音も集中力を削ぐ一因にはなりますが、ライバルたちがページをめくる音や答えを書いている音ってかなりのプレッシャーになるんです。

ページをめくられるたびに集中力が途切れてしまいます。自分はまだ1ページ目の問題を解いているのに、その中頃で周りがページをめくりだすと…「えっ??もう1ページ目終わったん???」って、焦りますよね?

これを受験の時の戦略として教えている塾もあるほどです。本当はダメですが…

普段から無音の環境で勉強をしていればいるほど、試験時に周りの音に敏感になってしまいますね。

出来れば周りの音が聞こえる環境で、集中力を高めてみましょう。最初は慣れずに周りの音がガンガン耳に入って来ると思いますが、ある時期を乗り越えれば周りの音はほとんど耳に入らずに、集中して英文などを読めるようになっています。

どうしてもイヤホンをして曲を聞きながら勉強をしたい時は、聞く曲に注意して下さいね。

勉強中に聞く曲は川のせせらぎや森の中の小鳥のさえずりなどにする

無音の環境よりも物音がする環境の中で集中力を高めることが出来れば言うことはありません。ウチの自習生の中にもイヤホンをして曲を聞きながら勉強をしている生徒もチラホラ見受けられます。

イヤホンをしながら勉強をすること自体は悪い事ではありません。ですがここで問題なのは「聞いている曲」なんです。

自分の好きなアーティストの曲は絶対に聞かないで下さい!!

人にもよりますが、人間の脳は同時に2つの事を行うと、どうしても効率が悪くなってしまいます。

一般的には男性よりも女性の方がマルチタスキング(同時に2つ以上の事を行うこと)に向いているとも言われています。ですが、向いていてもやはり効率は落ちてしまいます。

効率が落ちることから、運転中のイヤホンによる通話も全面禁止にしようとしている国もあるほどです。

勉強をする時に自分の好きな曲を聴いていると、必ずそちらの方へ意識がいってしまいます。勉強中に曲を流す場合は「川のせせらぎ・虫の鳴き声・小鳥のさえずり」などの自然音を聞くようにしましょう。

これらの音源はヒーリング音源とも呼ばれ、気分を落ち着けてくれる効果もあるので、集中力を増すことも出来ます。

さいごに

音楽を聞きながら勉強をすると、曲によってはかなり効率が下がるので気を付けて下さいね!せっかく「4時間勉強した!!」となってもほとんど頭に残っていなかったら勉強をした時間が無駄になってしまいます。

好きな曲を聞きたい時は、休憩時間を自分で設けて、その時に聞くようにしましょう!

以上、Mazzyでした!