塾長ブログ

塾長が通っていた鳳の志学ゼミとは?偏差値40台の僕を救ってくれた塾!

こんにちは!塾長のMazzyです!

よく「塾の先生しているから元から頭いいんでしょ?」と言われます。いやいやいやいや、確かにそんな先生もいます。独学で京都大学に合格するようなスーパー先生もウチの塾にいますが、僕は全然そんな感じじゃなかったんです。いえ、だからこそめちゃくちゃ努力しました!

中学時代や高校の初めの方なんて、偏差値40台でしたよ…そんな僕を変えてくれた塾が鳳駅のすぐ近くにありました!

僕の塾選び経験はこちらに書いています。

塾長が学生時代に通っていた塾(塾選び)をご紹介します!この塾がベースで今の清水学習館があります!

(リンク先に飛べない場合はしばらくお待ち下さい。記事がアップされたらアクセス出来ます。)

鳳駅の近くにある志学ゼミに通っていた!

僕が高校生になる直前に父に「塾に行きたい」と頼み、その時に新聞の折り込みチラシを3枚見せてくれたので、まずは体験授業に行ってから最終的にこの「志学ゼミ」に決めました。

鳳駅から徒歩20秒程度の超駅近の塾で、変わった先生陣でしたがかなりユニークで面白い塾でした!当時は今のような個別指導の塾がなく、塾と言えば集団授業でした。

もちろん面白いだけじゃなく、勉強もかなりハードでした。この塾に通い出した時に「中学校の内容をしっかり勉強していれば…」と基礎の大切さを痛感しました。

一番下のクラスであるベーシックからスタート

中学の基礎が分かっていない僕だったので、当然一番下のベーシッククラスからスタートでした。志学ゼミでは中学の内容は学習せず、基本的に高校の内容を習っていくので、出来る限り先生のいう事を吸収しつつその中で中学の復習を行っていました。

(その時に復習用として使っていた問題集は新中学問題集です。)

今思えば、中学の基礎があればあの時の授業を難なく吸収出来ていたんだろうな~と思います。やっぱり基礎は大切ですよ!

当時、志学ゼミのベーシッククラスを担当してくれていたのは後のKiXという塾の塾長である久須(くす)先生でした!いや~この先生がいなかったら英語が嫌いなままだったし、今、勉強なんて教えてないですよ!

先生との出会いも一期一会ですね!

徐々にレベルが上がっていきいよいよ上のクラスへ!

中学の基礎もなかったので、最初の半年ぐらいは本当に苦しみましたし、偏差値も思うように上がりませんでした。

それでも授業中に習う内容は必死になって復習し、毎回の小テストでは合格点を取れるように努力をしていました。でもホント、なかなか成績って伸びないんですよ!

半年経ったぐらいからそれまでに勉強してきた内容がリンクし出し、徐々に成績が上がって来ました。そして塾長クラスへ…

塾長の森内先生クラスにレベルアップ!でも…

少しずつ成績を伸ばしていき、クラス分けテストの結果でも「次から上のクラスやな!」と久須先生に言われました。

久須先生の授業が面白かっただけに上のクラスに上がりたくなかったんですが、とりあえず森内塾長の授業を受講しました。

ですが、塾長の授業は久須先生の授業とレベルの差がありすぎて、スピードも速く全くついていけませんでした…(泣)そして久須先生に「久須先生のクラスに戻して下さい」と頼んだのを覚えています。

一旦は久須先生のクラスに戻してもらいましたが、次のクラス分け試験で「もう覚悟して上に行き!」と言われ、塾長の授業に必死に食らいついて行く決意をしました。

人間は慣れる生き物!環境に順応せよ!勉強にも慣れが必要!

久須先生のクラスの比べると、学習スピードもめちゃくちゃ速く、初めは全くついていけませんでした。先生がホワイトボードに問題を説明しながら文章を書いていくので、それをルーズリーフに移すだけでも精一杯でした。。。

でもそれを繰り返していると、気付いたら板書移しは自然に手が動くようになっていて、先生の説明をしっかり聞けるようになっていました。

やはり人間はそのシチュエーションにある程度柔軟に対応できるようになっているんだということを実感しました。

志学ゼミは個人塾なのに東大・京大などを視野に入れたコースも!

僕は高校3年生に上がった時はまずは「阪大・神大・市大・府大・関大・同志社レベル(河合模試で偏差値60以上)」のコースに入りました。

3F2クラスという名前です。その夏期講習の初回内容がコレです!

「上記大学(国公立)のレベルはここ数年、不況のせいもあってより難度が上がっているのはご存知のはず。一方、そういった事実にも関わらず、「神大、市大クラスならなんとかいけるんじゃないか」という甘い考えも君たちの中にあるはず。本当の意味での基礎力プラスアルファがあれば誰でも入れる大学だが、その基礎力(応用につながる基礎力ですよ)のない生徒のいかに多いことか。この集中講義では本物の応用力に繋がる基礎の力を徹底的につけていく。単語、イディオム、文法など全ての分野にわたり、いい加減にしか覚えていないそのトーフのような崩れやすい「実力」をコナゴナにし、今一度強力なものに仕上げていく。勿論、入試の眼目である総合問題(長文)にもトライし、英文読解に必須のリズム感を養成する。志学ゼミの授業は一味も二味も違うはず。内容のない授業ならお代は返します。これがラストチャンス。本気であるなら受講大歓迎!」

です。トーフのような崩れやすい「実力」に笑っちゃいました。

また、「内容のない授業ならお代は返します。」にも塾長の本気度合いが含まれていますね。

そして最難関コースである「3F1」クラスは…東大・京大・阪大並びに早慶上智レベル(河合模試で偏差値70以上)!

「現役生が知識レベルで浪人生に肩を並べるのは10月、11月。しかし、それも夏場の脳ミソに汗をかき続ける土台作りがあってこそ。このコースでは偏差値70以上、関西なら京大・阪大レベルに焦点を絞り、並の浪人生なら軽く追い越していくだけの得点力、つまり本当の実力を築いていく。テキストは難関、超難関大の最近の良問から精選する。何がどう問われるかを一つひとつ明らかにしながら、君たちの中の本モノの英文把握力とその土台をなす「知識、知恵の枠組み」を叩き込んでいく。勿論、志学ゼミ独自の単語、イディオム集でボキャの強化もはかる。秋の応用力強化に直結する集中講義。「自分なりの勉強」がいかに遠回りであるか実感、実感のコースだ!」

です。僕がこんなコースを設けてもここまでの文言は書けない気がします(笑)

三国丘・泉陽・鳳の子たちと勉強をしていました!

志学ゼミは比較的、公立高校の生徒たちが多い塾で、僕が所属していたクラスの大半の生徒は三国丘高校・泉陽高校・鳳高校でした。

休憩時間に「明日の(学校の)英語の宿題ってなんやった?」という会話もよく聞こえてきました。

僕は私立中高に通っていたので、志学ゼミでは同じ学校の友達はいませんでした。いわゆるボッチです(笑)

志学ゼミの塾長はちょっと変わってる(笑)

森内塾長の授業は文面では伝わらない程、本当にすごい授業だったんです。でも塾長、ちょっと変わっていて、喫茶店に入ったと思ったらおもむろに読書を始めるそうなんです。

しかもその読んでいる本が「ジーニアス英和辞典」…。そんなウワサが飛び交っていた塾長ですが、授業中も何度か「俺は今までに辞書を何冊かつぶしてきたよ!」と言っていました。

やはり伝説は本当だったんですね…

まぁそうですよね。10問程度の穴埋め文法問題のみを片手に100分授業をする先生なんですから…もう変態ですよね!(笑)

森内塾長の授業が今の僕の授業のベースになっている

たった10問の穴埋め問題だけで100分授業をする森内塾長ですが、これが今の僕の授業のベースになっています。

僕の英検対策講座を受けたことがある人はわかると思いますが、僕も英検の5問で80分の授業を行ったりしています(笑)

でもそのやり方で実際に英語のバックグランドなしの中1から英語をスタートした生徒を中3で英検2級に数人合格させているので、やはりやり方は間違ってなかったんだ!と思って自信を持って指導しています!

英語を中1からスタートした生徒が中3で英検2級に合格しました!これで公立高校受験の優遇措置が受けられます!

有難う!森内先生!久須先生!

さいごに

この志学ゼミという塾はもともとは鳳にあり、それから三国ヶ丘に移転しました。約10年前?に塾長が引退してからは残った先生方で「KiX」と名前を変え塾を続けられていました。

ですが先日、元塾生から「先生!KiXが無くなっていますよ!」と連絡を受け、三国ヶ丘に行ってみると教室がありませんでした。。。移転した形跡もなかったので辞めちゃったのかなぁ…と心配しています。

以上、Mazzyでした!