塾長ブログ

英語を中1からスタートした生徒が中3で英検2級に合格しました!これで公立高校受験の優遇措置が受けられます!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日はかなりの努力家の生徒をご紹介します!以前、中2の1学期の内申点でご紹介したK君です。このK君の勉強方法も紹介しているので、興味があればご覧下さい。

内申点44/45を獲得した成績優秀者の勉強法をご紹介!提出物と勉強開始時期は?

中2の夏休み明け頃から受験を意識し、英検2級取得を目指した!

今回、このK君をブログに書く理由は、中3にしてついに「英検2級」に見事合格したからです!えっ?そんなんよくあることやん!と思われる方も多いかもしれませんが、まぁ続いて読んでみて下さい。

上のリンクにも書いてあるように、このK君は1になる直前に入塾しました。たいてい中学生で英検2級に合格する生徒は、小さい頃からECCや英語塾などで英語を勉強している子が大半だと思います。

しかしこのK君は違いました!ウチの塾に入って来る前は塾には一切行っていませんでした。つまり英語のバックグラウンドなしに英検2級に合格したんです!

ほぼ中1から英語をスタート!最初はアルファベットのABC…からスタートした生徒!

このK君はほぼ中1から、正確には中学生になる約2ヶ月前に入塾してきました。小6の2月ごろですね!そこから英語をスタートしました。

現在、小学校で英語は科目としてあるものの、しっかりとした英語力は身に付きません。少しでも英語に慣れておこう!的な感じでしょうか。

ですので、このK君も入塾時はアルファベットの大文字・小文字からスタートしました。それからローマ字を学習して、中1の教科書であるSunShineをスタートしました。

ごく一般的な英語教育のスタートです。ですがこのK君はかなりの努力家です!これも英検2級を突破したポイントの1つですね!

徹底的に復習を重ねた結果、英検2級に合格!

英語をスタートして数回は基本的な英語の勉強法を実践してもらっていました。

基本的に塾では「単語確認」「前回の内容の復習(確認)」「宿題の答え合わせ」から授業をスタートします。このK君も最初の数回はこのスタイルで授業をしていました。ですが単語暗記も毎回ほぼ完璧に行ってくれました。

そしてそのうち「単語暗記と前回の内容の復習(確認)はK君に任せていい?自己責任で大丈夫?」というスタイルに切り替えました。まぁ授業を進めていく上で、過去の内容も必ず含まれているので、きちんと単語暗記や復習をしているかは授業を進めていけばすぐにわかります。

単語暗記と復習をK君任せにすることで、復習に充てる時間を次の単元の指導に充てることが出来ます。このスタイルで授業を進めることによって、2の夏休み明け頃には中3の内容をほぼ終えることが出来ました。いくら単語暗記と復習をK君任せにしたと言っても、本当に復習をしていない場合は次の内容に進むことは出来ません。

K君は僕が「復習しときや」と言わなくても必ず復習をしてくれていました!

中学の内容を終えてからは高校の内容を軽く一通り終わらせ、英検2級の過去問演習&解説を繰り返しました。指導後半になるとライティングやリスニング、スピーキングにも力を入れました。

習った内容を徹底的に復習し自分のものにする、これが2級合格の秘訣ですね!

英検2級に合格すると、公立高校入試の英語の得点が8割(72点)確定!

なぜ僕が英検2級の取得を勧めたかというと、英検2級を持っていると公立高校入試の英語の得点が8割を約束されるからです。

大阪府の現在の高校入試では、受験校の難易度別にA問題・B問題・C問題の3種類が用意されています。このK君が志望している高校はC問題を採用していて、このC問題は解答時間が30分にも関わらずかなり分量が多く、とても中3生が余裕を持って解答出来る分量ではないんです。

地域トップの三国丘高校を受験する生徒でさえ、半分ほどしか得点出来ないとも言われています。(もちろん年度により難易度や問題数が変わるので得点率は異なります。)

そんな中、英検2級を持っていると8割を約束されます。90点満点のテストなので72点GETですね!入試では1点が合否を左右するので、この8割はかなり大きなアドバンテージになります!

中学生に英検2級は結構難しい!

「じゃあC問題を練習せんと、最初から英検2級を目指したらいいやん!」と思う方もおられるかもしれません。ですが中学生に英検2級は結構ハードルが高いです。その理由は以下の2点ですね。

学校でのベースがない

英検2級は「高校卒業程度」のレベルとされています。つまり、高校生が学習する文法や語彙力が必要になってきます。

高校生が英検2級を目指す場合は学校でも文法や長文の練習をするので、常にそのレベルの内容に触れることができます。

一方、中学生は学校では「中学の内容」しか学習しません。語彙力も英検3級レベルです。つまり学校の英語勉強は英検2級の手助けにはならないので、完全に別で英検勉強をする必要があるんです。

語彙力が格段にアップ

これも先ほどの内容と重複しますが、たとえ中学校の授業でC問題演習を徹底的に進めても、その語彙力は英検3級+α程度のものになります。C問題の単語を全て覚えていても、英検2級の大問1の文法問題は壊滅的になります。

やはり学校の勉強とは別に英単語、熟語、文法を学習しないとダメなんです。これが中学生には大きな負担になります。

さいごに

やみくもに塾の回数を増やせば成績が上がるというわけではありません!やはり習ったことをどれだけ自分のものにするかが学力向上のポイントですね!

みなさんも徹底的に復習をして、暗記項目は自ら進んで行いましょう!と言っている僕ですが、僕も暗記どころか勉強自体が大嫌いだったので、中学時代は本当に勉強しませんでした…()

以上、Mazzyでした!