塾長ブログ

夏期講習などの長期休暇の講習は特に必要ない!毎週のリズムが大切!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今回はウチの塾には長期休暇の講習が無い理由と、夏期講習などが無くても成績が伸びる理由について書こうと思います。

今やどこの塾でも半強制となっている長期休暇講習。塾の中には20万円ほどの費用が必要なところもあります。関東の方では(ニュースによると)講習費用が40万~60万という塾もあるそうです。もう給料1ヶ月分というレベルをはるかに超えていますね!

高所得者の1ヶ月分の給料にも相当しちゃいます…

毎回の復習を徹底しておけば、長期休暇講習は特に必要ない!

僕の経験から言って、毎回の授業の復習をしっかり行なっていれば、長期休暇の講習は特に必要がないと考えています。毎回の復習をきっちり出来る生徒は、長期休暇講習を入れると更に伸びる傾向が高いと考えています。

ただ、毎週の復習を先延ばしにして結局あまり復習をして来ない生徒は、長期休暇講習を入れても費用対効果が薄いと思っています。さすがに効果がマイナスになる事はありませんが…

結論として、きちんと生活リズムを正し、毎週決められた曜日に決められた科目を復習し、習った内容を定着させている生徒は、少しずつですが成績が向上します。定期テスト前には、塾で習った科目は軽く復習する程度で済まし、それ以外の暗記科目に時間を割いて下さい。

「1人に対して15万円の講習を売り付けなさい!」が納得いかない!!!

少しグチになっちゃいます(;’∀’)

実はある大手フランチャイズチェーンの塾(C塾)で僕の知り合いが働いていたんですが、その人から勤めている塾の経営方針などを聞いたことがあります。その塾では本部から教室長に「夏期講習は生徒1人に対して15万円の講習を売り付けなさい!」と通達があるそうです。

1人に対して15万円の夏期講習を売るために、教室長はまずは生徒たちの成績表を用意して、20万円程度から夏期講習を勧める手はずを整えるそうです。そして交渉(懇談)の時に「高いですか…でも最低限これぐらいは受講しないと合格を手に出来ませんよ」と言って12~15万円程度の値段に落ち着かせるそうです。

もちろん塾によっては超有意義な夏期講習もあります!実際僕が通っていた塾は個人の集団授業塾だったのですが、そこでも夏期講習はありました。ですが強制ではありません。

教育業界と言っても大手塾は「会社」です。一般的な会社員(営業マン)と同じく「売上/注文」を取ってこないとその人の評価は下がりますし、最悪の場合は経営破たんになってしまいます。

それはわかるんですが…教育機関である塾で「売上ノルマ」があるのは僕は納得いきません。あくまでも希望参加制として保護者に「夏期講習として数コマ追加されますか?」と聞くべきだと思っています。その上「夏期講習をお願いします」とお返事を頂いてから長期講習を設定すべきだと思っています。

希望者には長期休暇講習を行っています

ウチの塾では希望がない限りは、夏期講習などの長期休暇の講習は今のところ行っていません。ですが希望者には長期講習を設定するようにしています。

他塾のような「毎日」の講習ではないのですが、普段の通常授業にプラスして希望回数分の講習を追加します。この日程も先生と生徒の都合の良い日を設定しています。

講習費用も、「10万」「15万」などの固定ではなく、追加した分だけお願いしています。ですので必要があればご相談下さいね。

さいごに

「ローマは一日にして成らず」という言葉があるように、勉強も少しやっただけでは成績が伸びませんし、1ヶ月間だけ勉強を必死にしたからと言って、劇的に成績が伸びるものではありません。日頃からコンスタントに勉強を行いましょう。

一夜漬けは短期記憶に過ぎないので、記憶に残りにくい効率の悪い勉強法ですよ!長期記憶や短期記憶に関してはこちらに書いていますよ。

暗記パンは短期記憶?短期記憶と長期記憶を理解してから勉強に臨もう!

以上、Mazzyでした!