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2026年度から大阪府公立高校(一般)の受験日程が2月下旬に早まる⁉︎教育委員会に電話してみました!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は先日目にした「公立高校入試の早期化」についてお話しようと思います。

2026年度の大阪府公立高校の入試が2月下旬に!?

こんな記事を目の当たりにしてしまいました。

大阪府教育委員会 府立高入試2週間前倒しへ
私学無償化で公立人気低迷の大阪、府立高一般入試の前倒し素案を公表 私学側は反発

今まで3月10日前後に行っていた公立高校の入試日を2月下旬に変更するという内容の記事です。私立高校の無償化に伴い、公立高校を受験する生徒が減ったことが原因で、「高校生活への準備期間を確保するために入試日を前倒しにする」と書いています。

もちろん早く入試を終わらせて遊びたい!という気持ちで私立専願にする受験生もいると思いますが「おっ!公立高校の受験が早まったんか!じゃあ私立じゃなくて公立にしよう!」とはならないと思います。

逆に、受験が早くなることによって、今まで公立高校受験直前(3/10頃)まで一生懸命勉強をしていた一般入試の受験生までもが、受験が終わったタイミングで勉強をしなくなるので、学力低下を招くんじゃないかな…と僕は思います。。。

勉強は、成績を伸ばすのにはかなりの時間を要しますが、学力低下はホント一瞬ですよ…

大阪府教育委員会は拒否!

2024年12月13日に教育委員会に上記の内容について直接電話をして聞いてみました。

しかし教育委員会側は「どの記事を見られたんですか?大阪府のHPですか?そこに書いていないなら決定していませんし、検討もしていません。」と入試の早期化をキッパリ拒否されていました。

たまたま今回の担当者が不愛想だったのかもしれませんが…

でも…「火のない所に煙は立たぬ」と言いますので、早期化はかなり前向きに検討しているんだと思います!

羽衣学園の先生方も学力低下を危惧されていた!

前日参加した羽衣学園中学校・高等学校の塾対象の説明会でも学力低下の話を耳にしました。
羽衣学園中学校・高等学校の塾対象の説明会に行ってきたので、学校紹介をしたいと思います!高校無償化の話もありました!

3月の塾の重要性も再認識!

先日の教科書セミナーでも、某塾の先生が「3月の塾の重要性」を説いておられました。
改訂版教科書セミナー&教材展示会に参加してきました!

受験後~高校入学前までに、いかに中学の復習と高校の準備内容に触れておくか、これによってその後の理解度・学力に差が出来ます。

上のセミナーの記事には書いてはいませんが、受験が終わった生徒たちは「自分のペースで勉強をします」と言って、高校は塾に来ないことが多いとのことでした。

もちろん自分のペースでしっかりと勉強を続け、学力を伸ばしていける子は問題ありません。過去の卒業生もしっかりと勉強をして、良い大学に進学した子も大勢います。ただ、「自分のペースで勉強をします」というのを建前にしている生徒たちの本音は「受験も終わったし勉強から解放だ!!遊ぶぞ~」ということが多い気がします。

セミナーの先生方も「高校入学から半年程経って塾に戻ってくる子はまだ良いとして、1~2年経ってから「勉強がヤバいです…助けて下さい」と戻ってくる生徒なんて…もうハッキリ言って手遅れですよね!」とおっしゃっていました。まさにその通り…

過去に中1から中3まで通塾して塾を卒業、そして高3で戻ってきた生徒も何人かいました。その大半は「あれ?塾を卒業してから2年間…何をしてたの?時が止まっていたの?」思えるようなレベルでした。

そこから中学の再復習と高1と高2の学習…そして入試勉強…全く追い付きません。

費用のこともありますので、「塾を続けろ」とは言いません。ただ、塾に来ていた時のように定期的に勉強をして欲しいと思うことは多々ありますね。

高校で学習する内容は、中学の比ではありません。本当に気合いを入れて勉強を続けないと、大学受験時に後悔しちゃいます…

さいごに

今回は僕の愚痴みたいになってしまいましたが、リアルな教育現場(塾生の半分ほどはそのまま高校生になっても通塾を続けているので、受験後から高校1年生の定期テストに向けての勉強の意欲の推移)を見ているからこそ「いやいや、それは違うやろ!」と意見したくなっちゃいますね…

確かに生徒数が減ると高校側も廃校の危機に晒されてしまいますが、受験が早くなったからと言って、「高校生活の準備期間が確保できたからしっかりと準備しよう」と思う生徒が果たして何人いるだろうか…

以上、Mazzyでした!