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自己申告書の書き方はコレだ!大阪府公立高校に出願する場合は必須の書類!ボーダーラインにかかった時に大切!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は大阪府の公立高校を受験する際に必要になる「自己申告書」の書き方についてお伝えしようと思います。

自己申告書とは?

自己申告書とは、大阪府の公立高校を受験する際に、願書と共に提出する「自分の意気込みを書いた書類」です。毎年10月頃に大阪府教育委員会からテーマが発表されます。

全受験生の自己申告書を読まれるかというとそうではなく、受験時のボーダーラインにかかった場合に参考にされる書類になります。しっかり文章を書くと1200~1300字程度の文字数になると思います。

ですので受験校に対して圧倒的な内申点・得点をGET出来る自信がある場合(志望校を2ランクほど下げて受験する場合)以外は、万が一に備えてしっかりと書類作成をする必要があります。

自己申告書を書く前にアドミッションポリシーを確認!

自己申告書を書く前に、各高校がどんな生徒を求めているかを書いてあるアドミッションポリシーを確認する必要があります。

令和4年度(2022年度)大阪府公立高校入試の受験タイプとアドミッションポリシーが発表されました!自己申告書の参考にして下さい!(これはR4年度の受験生用です)

例えば「難関大学への進学を希望し、目標達成のため、最後まで諦めずに学業に取り組む覚悟のある生徒」というアドミッションポリシーを掲げている高校に対して「部活動で仲間達と切磋琢磨練習し、その結果全国大会に出場できた。高校でも部活動に力を入れたい。」という自己申告書を書いたらダメですよね。

また、「自らを大切にし、仲間を支える心を持ち活動することができる生徒」というアドミッションポリシーを掲げている高校に対して「高校に入っても英検等の検定試験に積極的にチャレンジし、難関大学合格を目標に勉学に勤しみます。」という自己申告書もおかしいですね。

もちろん勉強に勤しむことはどの学校でも必要ですけどね!

なのでまずは高校側がどんな生徒を求めているかをアドミッションポリシーを通じて確認する必要があります。

教育委員会が公表している各高校のアドミッションポリシーはこちらをご覧下さい!

教育委員会HP(各高校のアドミッションポリシー)

自己申告書の書き方!

自己申告書は基本的に「過去」⇨「現在」⇨「未来」で構成します。もちろんアドミッションポリシーにある程度合致している必要はあります。

また、体験談なども入れながら書いていきます。

例えば「高い学力を有し、難関大学への進学のために努力を惜しまない生徒」というアドミッションポリシーを掲げている高校に対してはこう書きます。(以下を参考にして下さい)

過去

中学1年生の時はそれほど真剣に勉強をしていませんでした。次第に勉強についていけなくなり、これではまずいと判断し、1年生の冬休みから自分で参考書を購入し、最低でも毎日1時間以上勉強をするように習慣づけました。

現在

中学3年生になり学習内容がさらに難化しましたが、日々努力を続けることにより成績が向上したのはもちろんのこと、自分の趣味にも時間を割く余裕が出来ました。また、自分の中では高校選択が将来の職業を分けると言っても過言ではないと判断し、少しでもレベルの高い高校に進学することを目標に、今でも努力を重ねています。

未来

私は将来、海外で活躍したいと考えています。その為に世界レベルの研究や国際化をけん引するスーパーグローバル大学への進学を希望しており、その目標の為にはいかなる努力も惜しまないつもりです。受験勉強とは別に英会話教室やlanguage exchangeなども活用し、外国人と積極的にコミュニケーションを取り、英語力強化だけでなく異文化吸収にも力を入れいてます。

国際社会で活躍する人材を求めている貴校しか私の進学先はないと考え、貴校を受験致します。


上記は一種の例ですが、過去には「勉強をしなく成績がダウン塾に通い勉強(復習)の大切さを学ぶ努力し、目標高校にチャレンジ出来るレベルにまで学力を向上」という流れで自己申告書を書き、それが功を成したのか見事、その生徒からすると難しい高校に合格出来ました。

自己申告書のおかげで志望校に合格した生徒!自己申告書を甘く見てはいけない!

さいごに

大半の生徒たちにとっては自己申告書は関係ないかもしれません。ボーダーに入らないようにしっかりと勉強して下さいね!

以上、Mazzyでした!