こんにちは!塾長のMazzyです。
みなさんは普段はどんな勉強法をしていますか?教科書を何度も読んでいる生徒もいれば、問題集をひたすら解いている生徒もいると思います。
今回はその問題集に注目してみましょう。
成績アップを目指すなら、問題集は1問ごと(1ページごと)に答え合わせをする
テスト勉強をする時に、学校のワークや塾の問題集、もしくは市販の問題集に取り組む人も多いと思います。ですが、その時にどのようにして取り組んでいますか?
塾の宿題の時は答えが手元にないのでどうしようもないですが、学校の提出物や家で市販の問題集を解く時は答えが手元にありますよね。(塾生の中には、先生の判断で答えを渡している生徒もいます)
1問ずつ答え合わせをする生徒もいれば、一気にまとめて答え合わせをする生徒もいます。
ちなみにこの「~もいれば…もいる」という表現は、英語で言う”Some students~, others …”の文ですね!こういう文章を見てもピンと来るようになって下さいね!
僕が今まで教えてきた生徒の中で、1問ずつ・もしくは1ページずつ答え合わせをしている生徒は向上心があり、成績も良い傾向があります。一方、一気に答え合わせをする生徒、中には5ページぐらいをまとめて答え合わせする生徒もいますが、こちらの生徒はあまり成績が芳しくない傾向にあります。
もちろん全員に当てはまるわけではないですよ!
1問ごと(1ページごと)に答え合わせをすると実力が上がりやすい理由は?
一気に答え合わせをしてしまう生徒の成績が上がりにくい理由は、丸付けが単純な作業になってしまっていることと、答え合わせ中に「✖」が出てきても、自分がどのような考え方、どんな解き方をしたかを忘れてしまっているので、答えを見ても「あ~~!!」とはなりにくいからです。
それに対して、1問ごと(1ページごと)に答え合わせをすると、自分が解いた問題・解けなかった問題の疑問点を即座に解消することが出来ます。「この問題のここがわからなかったけど、こうやって解くのかぁ!!」という風に!
そうすることでそれ以降の類似問題には引っかからずに正答することが出来ます。ここがポイントなんです!疑問点は即座に解消する、これがレベルの上がる勉強法です!(ウチの塾でも1対1の授業を受講している生徒が多いのはこの理由もあるからです。)
まとめると…
一気に問題集を解いて、まとめてに答え合わせをしてしまうと
①6-(-5)=1
②12-(-8)=4
③3-(-27)=-24
のようにどんどん間違ってしまいます。
ですが1問ごとに答え合わせをすると
①6-(-5)=1
⇧✖!!正しくは6-(-5)=6+5=11
あっ!!なるほど!!次は間違わないように注意だ!
②12-(-8)=12+8=20
③3-(-27)=3+27=30
となり、それ以降の類似問題は間違いにくくなりますし、単純作業になりません。
でも…中には答えを見ても解説が「???」となるものもありますので、その時はそれをチェックしておいて、塾の先生や友達に質問して解決して下さい。特に数学の解答の説明が不十分な傾向がありますね!
もちろん英語でも他の科目でも同じことが挙げられるので、一気に答え合わせをしてしまっていて、なかなか成績が上がらない生徒はこれを試してみる価値は十分にありますよ!
騙されたと思ってやってみて下さい!
以上、Mazzyでした!