こんにちは!塾長のMazzyです!
(この記事は「旧・清水学習館」の内容です。)
今日はDIY自体は好きだけど、屋根なんか修理したことがない、スレートって何?という超ど素人の僕が1からスレート瓦交換を行った方法をご紹介します。
専門知識は全くないので、超ど素人の方でも修理出来るぜ!という所をお見せします!専門用語も解説しちゃいます!
足場も組まず、プロの手も全く借りず屋根を張り替えました!いやぁ~そりゃ…自分なりにめちゃくちゃ調べましたよε-(´∀`; )僕が行ったスレートや野地板、垂木の張り方、スレートの張り替え方を全てお伝えします!
少し前の内容ですが、リアルタイムで下書きはしていたので、その時の雰囲気でお伝えします!
読んでいたら「あれ?この人…本職は塾の先生だよ…ね…?」となってしまうかも知れませんよ(笑)そのうち、塾自体も建て直ししてみたいなぁ~なんて思っています(笑)
2018年9月4日に関西地方に大型台風が直撃!
2018年の9月4日と言えば、関西地方に住んでる人は何を思い浮かべますか??僕はめちゃくちゃ覚えています…曜日も確か火曜日でした!その9月4日と言えば…
そうです!あの超巨大な台風が大阪に直撃した日ですね!!大阪にあんな超巨大な台風なんてめったに来ないので、大阪に住んでいる人はきっと油断していたと思います…
塾の近くの巨大な木は倒れるし、停電からなかなか復旧しないし…ウチなんか3日間停電が続いたので、冷蔵庫の食品が台無しになりました。

こんな大きな木が倒れていたのも初めて見ました…正確にはこの木の半分が千切れて折れて倒れていました。

大きな木も倒れるぐらいなので、当然塾の建物(屋根)も大ダメージを負いました。。。
台風が去ってから塾に戻ると…なんと屋根がありませんでした…
ウソやん!!!

10年ほど前に大家である不動産屋さんが屋根瓦を日本瓦からスレートに交換したそうですが、その工事がずさんだったので、スレート瓦はもちろん、その下にある野地板と呼ばれる1820×910の板も無ければ、さらにその土台の垂木と呼ばれる長い木もありませんでした。
おかげで塾内には池が出来ていました…悲惨でしたよ。。


ボランティアで駆け付けてくれた生徒と一緒に雑巾掛けをして、応急処置を行いました。
もちろん屋根に関しては大家さんである不動産屋さんと話はしたのですが、とんでもない条件を提案してきたり、全く客扱いしてくれなかったりで、裁判沙汰一歩手前まで行きました。(この内容に関しては割愛します笑)
さて、本題に入ります!
屋根の修理見積もりは230万円!それならDIYで自分で直そう!
大家である不動産屋さんは断固として修理してくれないので、僕の知り合いの工務店に修理見積もりを出したところ、なんと…230万円の修理費でした…そんな急に230万円もの大金なんて用意出来ません。。。
僕はDIYは得意なので、「大工さんも人間だし、同じ人間が修理出来るなら自分でも屋根を直せるんじゃない?よし!張り替えて挑戦してやるっっ!!」と奮起しました!笑
それからネットで情報収集の日々が始まります!そして簡単に自分で設計図(もどき)を描いて、必要な材料リストを作成しました!(専門用語は後ほど解説しています)
以下の材料をコーナンプロ(ホームセンター)で調達!
専門用語は後で解説するとして、僕がとりあえず用意した材料は以下の通りです。
①垂木45×45×4000(mm)×12本
②野地板(910×1820×12(mm)×10枚
③スレート瓦×136枚
④スターター×16枚(スレート瓦の半分のサイズのスレート瓦)
⑤アスファルトルーフィング(防水シート)21m×2ロール
⑥屋根の中央と端の金具
⑦電動丸ノコ(中古)
⑧ディスクグラインダー(中古)
⑨グラインダー用砥石
⑩300円のホッチキス(タッカー)
⑪釘類
①~⑥の材料とノコギリがあれば、なんとか修理出来ます!⑦の電動丸ノコは、作業効率をアップさせるために購入しました!
材料は全てコーナンProで(ホームセンター)揃えました!
今日は上記の材料の説明をして終わろうと思います!いよいよ次回から着工していきます!失敗談もお伝えしますね。
購入材料を簡単に説明解説!
必要材料の説明をしていきます。僕も超ど素人なので、ネット上で屋根修理の情報収集をしていたんですが、専門用語が多くて「???」となったことが多かったので、恐らくその道の人でないと理解に苦しむと思います。
なので超ど素人の僕が超簡単に専門用語を説明します!
垂木(43×43×4000(mm))

屋根の基礎のフレームを作るための長い木です。これなしには屋根は絶対張れません!この垂木をはしご調に組んでいき、その上に屋根の板を張っていくんです。
僕は43×43×4000(mm)を8本用意しました。
野地板(1820×910×厚さ12(mm))

垂木の上に乗せる平たい長方形の木の板です。垂木の上にこれを敷き詰めて、屋根の上を歩けるようにします。屋根の形状により、ノコギリや丸ノコで切る必要があります。
今回は簡単な設計図により、この野地板を10枚購入しました。(結局1枚余りました)
アスファルトルーフィング(防水シート)

これは先ほどの野地板の上に敷く防水シートです。ロール状になっているので、野地板の上をコロコロと転がしながら敷くことが出来るので、施工は比較的簡単です!
でも…防水シートなのにかなり重たいです(笑)1ロールで約21kgあります。固定はネジで留めるのではなく、ホッチキス(タッカー)で留めていきますよ!(ネジで固定してもOKですが、とてつもなく手間ですよ。)
スレート瓦

その名の通り、最終仕上げの時に使う瓦です。
日本瓦に比べると超軽量!な瓦ですが…8枚セットで売っているものを購入しているので、やはり重たいです。。1束8枚セットで約28kgなので、1階から2階の屋根の上に持って上がるまでが超重労働です。
普通は建物の外側に荷物用のエレベータのような物を設置して、それで運搬するんですが、そんな便利な物は持ち合わせていません…ですが僕の場合はムキムキの剣道部の卒業生が手伝ってくれたので、まだ楽に運べました!
スターター

スターターはスレート瓦の縦幅が半分程度のスレート瓦です。これを野地板の端っこ(縁側)に敷き詰めてから、その上にスレート瓦を貼っていきます。これをしないと雨漏りの原因になります。
屋根の中央と端の金具


金具自体はこの写真の通りです。屋根の形状に合わせた金具が売っているのでそれを購入し、適切な箇所で切れ目などを入れる必要があります
電動丸ノコ

見ての通りの電動ノコギリですね!
正直これは用意してもしなくてもどちらでも大丈夫です。ただ、作業を簡単にするために僕は中古で購入しました。ヤフオクで3000円ぐらいでした。
ディスクグラインダー

このディスクグラインダーの真ん中に円盤砥石を装着して使用します。
先ほどの電動丸ノコと違って、これは用意しておいた方が良いです。というのも、屋根の端っこの方になると、スレート瓦を屋根のサイズに合わせて切断する必要があるからです。
僕はディスクグラインダーに砥石を付けて切削作業をしましたが、本来はダイヤモンドカッターの刃を装着すればきれいに、サクサク切断することが出来ます。
砥石はホームセンターで1枚80円、ダイヤモンドカッターなら1枚1500円ぐらいです。
さいごに
以上が僕の用意した大まかな材料や工具です。
次のブログからはいよいよ屋根DIY交換の方法を書いていこうと思います。
⇨足場無しのDIYで屋根のスレート瓦を10万円以内・1週間で交換するやり方!ど素人が初挑戦!誰でも屋根の張り替えが出来る!その2
僕は夕方から塾の授業があったので、朝から夕方前までしか時間を使えませんでしたが、そうでない人はさらに時間を使えますので、屋根瓦交換に1週間もかからないかもしれませんよ!
以上、Mazzyでした!
