塾長ブログ

スマホを使った個別指導オンライン授業ではスマホを固定する台の高さも重要!実際に模擬授業をしてみて感じたこと!

こんにちは!塾長のMazzyです!

5/7()から学校が始まらない想定で、先生方ともオンライン授業を進める相談をしています。

パッと思いつく問題点としては…

・問題集が先生方の手元にない

・ネット環境の問題

・対面指導よりも質が落ちる

・左手でスマホを固定させながら、紙に板書をしなければならない

などですが、これ以外にもオンライン授業をするには様々な課題があります。

ですが今日はまず生徒K君に協力をしてもらって、オンライン授業のテストを行います。そこでK君からも問題点を指摘してもらいます!

スマホを固定する方法を考える!

先日まではスマホを手に持ったまま、手元の紙に板書をする方法でテストをしていました。この方法で数回授業を行いましたが、手元がブレる上にスマホのカメラの範囲内に板書の文字が入っているかに常に注意を払わないといけなく、かなり大変です…

スマホを任意の高さで固定する個別指導用のスマホスタンドがあればいいんですが…

そこで早々にセリア(100均)に行って、加工して作れそうな素材を探しました。するとこれを発見しました!

コーヒードリップスタンド(ダブルバージョン)です!これで2杯同時にコーヒーを淹れ…いやいや、この上にスマホを置いたら、うまい具合に問題や書いた説明が写せる気がします!

早速テストしてみました!

紙面からスマホまでの高さが15cmあれば大丈夫!

先ほどの「コーヒードリップスタンド(ダブルバージョン)」にスマホを置いて、実際に手元を写してみます。

まぁまぁの出来ですね!とりあえずカメラはあまり意識せずに撮影は出来るようになりました。

ただ、ズームアウト(縮小撮影)をしなければならない場合は、手でスマホを上に持ち上げないとダメなので、このスタンドの意味がなくなってしまうことと、このコーヒードリップスタンドからはスマホが滑り落ちやすいので、もう少し改良が必要ですね…。

紙とスマホの距離としては15cm程度必要なこともわかりました。

折りたたみラックの上にスマホを置いてみる!

他に何かスタンドとして使える物がないかどうか、色々探してみます。するとこんなステキな物がありました!

ジャン!

折りたたみラックです!

最初はコーヒードリップスタンドの上にスマホを置いていたんですが安定性がないのと、紙までの距離が少し近かったんです。

 

そこでこの折りたたみラックの上にスマホを置くと、紙からちょうど15cm程度高さを確保することが出来、問題集の説明全体が写るようになりました。

ラックの上にスマホを置いているので、滑り落ちることもありませんし、スマホのカメラ部分は小さいのでラックの網目も邪魔になりません

授業をしている側の見た目はブサイクですが、効率としては割りと良いと思うので、とりあえずはこの折りたたみラックは使う事にしました。さてとでは実際にZoomを使って、実際に生徒とオンライン授業をしてみます。

Zoomを使って実際にK君とオンライン授業(テスト)に協力してもらいました!

先ほどの折りたたみラックの上にスマホを置いて、僕はイヤホンを付けたまま授業をスタートしました。前回の授業で説明しきれなかった単元を説明しました。

新しい単元なので大半が僕の説明だったのですが、いつもの授業と同じように会話のキャッチボールをしながら説明を進めていきます!

高さもちょうどいいですね!…と思っていたのですが、K君のスマホではそうではなかったようです。

生徒のスマホのサイズを意識しなければならないことを忘れていました。恐らく生徒たちが持っているスマホの最小サイズは「iPhone5」か「iPhone SE」の4インチだと思います!

説明する箇所によってズームをしながら説明!

生徒側が全員、iPadやパソコンなどのデバイスなどの大画面で授業を受けてくれていたら良いのですが、基本はスマホ(小画面)であることを忘れてはいけません!

K君のiPhoneは少し小柄画面のiPhone SE(iPhone5とサイズが同じ)なので、こちらの画像も小さく表示されてしまい、僕が赤文字で書いた説明は頑張って見れば見えなくもない…というサイズみたいです。(貴重な意見をありがとう!)

(⇧実際には1枚ずつ、そして1箇所ずつ拡大して写しています。)

そこでスマホはそのまま折りたたみラックの上に置いておいて、画面をズームします。そうすることでこの問題は解消されました!

ここでテストは終わりです!

後は授業中に書いた内容を画面に写したまま、生徒にスクショを撮ってもらうか、後から僕が生徒に写メを送るかして板書した内容を生徒に渡します。

オンライン授業での注意点のまとめ

今回のオンライン授業での注意点をまとめたいと思います。

※こちらの声が途切れたりしていないか確認

※文字が見えているか確認(必要に応じて拡大縮小)

※生徒にも答えさせる(聞き流していないか確認)

※適度に問題を解かせる

※板書をスクショさせるか後で転送(塾長を通して)

生徒に対する授業はこれで問題がなさそうです。あとは先生方の問題集手配やWi-Fi環境などの塾側の問題ですね!これも順次解決していきます。

授業後にK君から感想をLINEしてもらった

Zoomを使ったオンライン授業(テスト)を受講したK君に、今回の感想を伺いました。「今日のテスト授業では、見え方・音声・指導方法とも問題ないです!ズームに注意したら全然問題なく授業が出来ると思います。」とLINEをくれました。

生徒の反応をリアルに感じる事が出来ないのが少し難点ですが、それは声を通じてくみ取ればいいことにしておきましょう!

さいごに

以前参加した個別指導のオンライン授業はかなり内容が薄いものでした。ウチのオンライン授業ではそうならないように心掛けたいと思っています。極力、対面授業時の90%100%になるように工夫してみます!

今回は僕は折りたたみラックの上にスマホを置いて授業をしましたが、先生によっては「パソコンで問題を作って、それをそのまま利用します」と言った先生もおられます。さすが偏差値が超高い先生たちです!

僕にはそんなハイテクな技は使えないですが…吸収できるところは吸収させてもらおうと思っています!

まだまだ改善点はあるので、出来るだけ早く、また、いつオンライン授業に移っても大丈夫なように対策を練りたいと思います。

以上、Mazzyでした!