こんばんは!塾長のMazzyです!
中学生以上になると、小学校にはなかった「定期テスト」がスタートします。その成績が内申点に影響してしまうので、保護者の方もついつい「点数」に目が行ってしまいがちです。
ですが点数だけでお子さんを叱るのは待って下さい!お子さんのやる気が下がってしまうだけになるかもしれませんよ!
今日は点数を評価する時に必ず行って欲しい点についてお話します。
点数は必ず平均点と比較する!
テストの点数だけでほめたり叱ったりする保護者の方も少なくありません。過去に80点以上ならほめて、50点以下ならめちゃくちゃ怒るという方もおられました。
でもちょっと待って下さい!!
例えば、東京大学の入学試験で取った50点と、小学校低学年の算数のテストの90点では、90点の方が上でしょうか?
まぁこれは極端な例ですが、学校によったらめちゃくちゃ難しい問題を作る先生がいます。現在ウチの塾生が通っているある中学校の先生がその良い例です!
その先生は、学校のワークの中で一番難しいとされる「C問題」よりもさらに難しいテストを作るんです。しかも学校の授業中は基礎レベルの指導しか行っていません。こんなテストでは平均点自体が下がってしまいます。
先ほどの極端な例の中で言うと、東京大学の問題に当たりますね!お子さんのテストの点数を判断する場合は、必ず「平均点」と比較してからコメントして下さい!
勉強過程も考慮してから叱る!
平均点もそうですが、お子さんの勉強過程も必ず考慮してあげて下さい。生徒たちは当然、能力もそれぞれマチマチです。基礎を習えば自ずと応用問題を解ける生徒もいれば、授業内容を数回聞いてようやく頭に入って来る生徒もいます。
後者の方が至って普通の生徒です!
点数が芳しくなかったからと言って、頭ごなしに叱らないで下さい。平均点と比べた後は、テストまでの勉強過程も考慮してあげて下さい。
必死に勉強しても問題が難しかったり、苦手範囲だったりして点数が低い時もあります。テスト勉強に費やした時間、そしてテスト勉強の内容も考慮に入れてあげる必要があります。
頭ごなしに叱っては「もう勉強やらへん!!」となって終わってしまいますよ。
テスト勉強の方法がわからなければ塾で相談する!
テスト勉強に時間をかなり費やしていても、効率の悪い勉強法を行っている生徒もいます。ひたすら教科書の文章をノートにそのまま写していたり…ですね。もちろんこれも生徒によっては有効な勉強法にもなります。
自分に合った勉強法がどんなものか、「この勉強法が合ってるんかなぁ~?」と疑問に思った時には塾の先生に相談して下さい!もちろん学校の先生でもOKです。
ウチの塾では、僕が大半の生徒の性格を熟知しています。是非相談して下さいね!
大阪府公立高校の内申点!相対評価から絶対評価へ!
以前は大阪府の公立高校は相対評価だったのに対して、現在は絶対評価になっています。
相対評価は5段階評価で5を取れる人数が、クラスの総人数によって何%と決まっている評価方法です。つまりいくらテストで90点ばかりを取っていても、平均点が95点だと4や5は取れません。
絶対評価は提出物が完璧で、授業態度も模範生並み、そして定期テストも90点以上を連発していれば、必ず5を取れる「ハズ」のシステムなんです。ですが、実際は相対評価と似ていて、平均点が高いテストでは、得点が仮に90点を超えていても5が付かない場合があります。
しかもウチの塾に通っていたかなり真面目で勉強も出来る生徒が、学校の先生にこの絶対評価について質問したところ、「実際は5を付ける子と1を付ける子などを調整して、目標平均評定値に近付けないとあかんねん!」と言われたそうです。
「こんなん絶対評価ちゃうやん!!」って思いましたね…
内申点を獲得したい場合は次の項目に注意する!
そんなシステムがありますが、内申点を付ける先生は感情を持った人間です!次の点に注意すべきだと僕は思っています。
・提出物
・授業態度
・テストの得点
・先生との距離
これらに関してはこちらで詳しく書いているので、参考にしてみて下さいね!
⇨内申点を上げるための注意すべき4つの項目!オール5を目指そう!
さいごに
テストの点数だけを見てお子さんを頭ごなしに叱ることが、お子さんのやる気をなくさせる可能性があることを保護者の方も肝に銘じておく必要があります。
必ず平均点を基準に、努力した点も考慮してからコメントしてあげて下さいね!
以上、Mazzyでした!