塾長ブログ

個別指導塾でどんどん先取り勉強をするためには?徹底的な復習がキーポイント!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は個別指導塾でどんどん先取り学習をしている生徒の授業に臨む姿勢についてお話しようと思います。

中2の夏~秋頃に中学校全般の学習を終えた生徒!

英語に関してですが、中2の秋に中3の教科書を終えたK君という生徒がいます。

「えっ?そんなん小学校の時から英語を習ってたんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、そうではありません!

このK君は中1から本格的な英語をスタートしました。(正確には中1の2ヶ月前からです)

通常の授業では「①前回の復習(宿題の答え合わせ・やり直しを含む)」➪「②本日の内容」➪「③本日のまとめ」➪「④宿題指定」といった進め方で授業を行います。

中にはこの①の前回の復習や宿題をきっちりしていないため、前回の復習や宿題で当日の授業を終えてしまう生徒がいます。つまり2回の授業で1回分の内容しか進めないんです。これでは他の生徒の2倍以上の時間がかかってしまいます。

最初はこのK君も上の①~④の通りの授業を行っていました。この時点では一般的な生徒と同じ進行スピードです。

ですがこのK君は上の①の項目を毎回ほぼ完璧にこなして来てくれます。毎回きっちり単語は覚えてきてくれますし、前回の文法内容もほぼ完璧に復習してくれています。それゆえに宿題もほぼ完璧です。多少のケアレスミスがある程度です。

なのである時「もう復習や単語暗記はK君任せ(自己責任)で大丈夫?その分、先の内容に進んでいこうか!」と提案しました。

それ以降は復習はK君任せにして、ドンドン先の内容を学習していきました。もちろん時折確認も含めて過去の内容を聞いたりもしていました。

そして通塾を始めて約1年半で中学校の内容を全て学習し終えました!もちろん「とりあえず終わらせた」ではなく、しっかりと確認をしながら終えました。さらにこのK君の英語の授業は週1回のみです。

テスト前はテストの内容を復習していました。

現在(2020年7月)はこのK君は中3ですが、一通り高校の英文法を終えました。今は英検2級取得に向けて頑張ってくれていますよ!

中2の終わりに中学校全般の学習を終えた生徒!

こちらも英語に関してですが、中2の終わりに中3の教科書を終えたY君という生徒がいます。

このY君も最初こそは復習を重点的に行っていましたが、次第に単語と復習は本人任せにして授業を進めていきました。ただ、たまに自分でもサボっているのを自覚していたので、時々復習に時間を割いていました。

その結果、K君ほどのスピードで学習を進めることは出来ませんでしたが、中2が終わる頃には中学校全般の英語の内容を学習し終えました。

現在(2020年7月)はY君は中学校の総復習と、その理解を深めるために少し高校の基本(品詞や文型、修飾など)を指導しています。

2人の共通点は徹底的な復習!

学習スピードにはもちろん個人差があるものの、先取り学習が出来る生徒の特長はなんと言っても「徹底的な復習」です!

塾で前回の単語確認や復習を行う必要がなければ、当然10~30分程度の時間が浮いてきますので、その分の時間を先の学習に充てることが出来ます。

復習については以前の記事も参考にして下さいね!

予習よりも復習を徹底させろ!復習のやり方がわからない場合はこうしよう!

さいごに

人間は忘れる生き物です。よっぽどのスーパーコンピューターを積んだ人でない限りは覚えた内容はどんどん忘れてしまいます。

僕が通っていた塾の塾長も「お前たち!アホほど勉強せー!そしてどんどん忘れろ!そしてガンガン覚えていけ!大丈夫!いけ~!」とよく言っていました!

要は「新たに覚える量」>「忘れる量」となれば良いんです!

ウチの塾の授業スタイルでは忘れてもすぐに先生が教えてくれます!安心して勉強して下さいね!

以上、Mazzyでした!