こんにちは!塾長のMazzyです!
今回は僕の体験談と僕の友人(オーストラリアに5年半住み、QUT(オーストラリア工科大学)を卒業)の意見を合わせて、「オーストラリアの訛り」についてお話しようと思います。
オーストラリアの英語では、”today”の「トゥディ」の発音を「トゥダィ」と発音するとも言われているので、”today”を”to die”に置き換えて”I went to school today.”「私は今日、学校に行きました。」を”I went to school to die.”「私は今日、死ぬために学校に行きました。」として、オーストラリア訛りをあざ笑う表現もあるぐらいです。
このようにみなさんは「オーストラリアの英語は訛っている」と思っていませんか?よく僕の父もオーストラリア訛りについて言及をしていたのですが、これは実際に長期留学に行ったことがない人の偏見や固定観念かも知れません!
オーストラリアの英語が訛っている場所は?
僕もオーストラリアの全ての都市を訪れたわけではありませんが、ケアンズやブリスベン、ゴールドコーストやメルボルンの4大都市を訪れたことがあります。そして「とりわけ日本人が好きというわけではない」一般的なネイティブと1年間、一緒に暮らしたことがあります。
※「日本人が好きなネイティブ」は日本人の英語を聞き取ろうとしてくれますし、日本人に分かりやすいようにゆっくり丁寧に話してくれる印象です。※
僕がケアンズに行った時の経験ですが、船に乗る時に若い船乗りさん(20代)が船待ちをしている僕らの列に向かって「トゥーガイツ」と言っていました。
僕は”two guys”(2人の男)と言っているのだと思い、「あ~、船乗りさんが2人いるのね!」と思っていました。ですが実際は”two gates”(2つの乗り口)でした…
オーストラリアの特徴的な訛りなのですが、”a”を「エイ」と発音せず「アイ」と発音することがあります。そのため”two gates”「トゥーゲイツ」を「トゥーガイツ」と聞き間違ってしまいました。
そのことを5年半オーストラリアに住んでいた友達に話すと、「オーストラリアでは田舎の方では若い子でも訛ってること多いよ!」と言われました。
日本でも田舎の人は若い人でも訛っていることが多いので、それと同じような感じですね!僕が行ったケアンズは自然が多い観光地でシティ(中心部)も2時間もあれば全て歩くことが出来ます。いわゆる田舎ですね。それで訛りがあったんです。
オーストラリアの田舎地方は訛りが強い場合がある
を覚えておきましょう。
オーストラリアの訛りを話す人は年配の人!若い人は訛っていない!
僕はブリスベンに1年間住んでいました。ブリスベンはオーストラリア第3の都市とも言われています。その時は20代後半と30前後のオーストラリア人達と住んでいましたが、その人たちは全く訛っていませんでした。
またそのネイティブの人たちがシェアハウスで時折パーティをしていて、その時も多くのオーストラリア人が集いましたが、どの人も訛りがなかったので「オーストラリア=訛りがある」という先入観が覆されました。
当然このこともオーストラリアに5年半住んでいた友人に話しましたが、彼の意見も「若者は全く訛っていない」という意見に賛同でした。
オーストラリア人の若者には訛りはない!(田舎は除く)
を覚えておきましょう。
一方、50代や60代の方、特に男性の人は訛りが出てきている傾向がありました。1つ例を挙げると”main street”(メインストリート)のことを年配の男性の方は「マインストリート」と発音をしていました。
オーストラリア独特の”a”の発音を「エイ」と発音せずに「アイ」と発音するアレですね!ちょうど僕ら日本人も年配の方が「ワシの家にぎょーさんあるで!」と言うような感じですね!ちなみに「ぎょーさん」は「たくさん」のことです!「ワシ」はわかりますよね!
オーストラリアの年配の方は訛りがある(特に男性)
を覚えておきましょう。
さいごに
まとめると
・オーストラリアの田舎は訛りが強い
・オーストラリアの年配の方は訛りがある(比較的大都市)
・オーストラリアの若者は訛りがない(比較的大都市)
ということです!
比較的大都市で、若いネイティブと接する機会が多い人は「訛り」をあまり体験出来ないかも知れませんね。留学する時の参考にしてみて下さいね。
以上、Mazzyでした!