こんにちは!塾長のMazzyです!
今日はみなさんが苦手な英語についてお話しようと思います。ウチの塾に来ている生徒たちの中には「英語がホンマに苦手」という子も少なくありません。また、英語が苦手だったのに得意になった子ももちろんいます。
英語は基本文法を押さえればそれほど難しくないんです!特に中学文法はいかに基礎を押さえているかですよ!
今日はそんな英語の一部分をご紹介します!
全ての基礎は肯定文!
中1の頃に”This is a pen.”や”You are a student.”のような誰でも知っているような文章を習い、そこから英語学習がスタートしましたよね!(be動詞を使った文章)
それからしばらくして”I play baseball.”や”I like soccer.”のような文章を習いました。(一般動詞を使った文章)
これらを(能動態の)肯定文と呼び、これらが英語の超基礎になる文章なんです。この後に習う文法は、この基礎の文章にある一定のルールを追加する物なんです。
その例を見てみましょう!
現在進行形は「be動詞+動詞のing」のルールを追加するだけ!
先ほどの”I play baseball.”の文章を基準に考えてみます。
基本文:I play baseball. (私は野球をします。)
進行形:I am playing baseball. (私は野球をしています。(しているところです。))
これが基本の変化です。これに「疑問文のルール」や「5W1Hの疑問文のルール」などが追加されて、少しややこしくなるんです。
進行形のポイント
一般動詞を変化させる!
もう1つ例を見てみましょう!
比較級は「形容詞/副詞のer+than」のルールを追加!
簡単な文章である「彼は速く走る」”He runs fast.”を基本に考えてみます。
基本文:He runs fast. (彼は速く走ります。)
比較級:He runs faster than his brother. (彼は彼の兄(弟)よりも速く走ります。)
この文中では”fast(速く)”が副詞になります。比較級の基本は「形容詞か副詞を変化させる」ですので、”fast”に”er than”を付けて、そのあとに比較対象の人物を持ってこれば良いだけです。
比較のポイント
形容詞 or 副詞を変化させる!
この文が今度は疑問文になれば「疑問文のルール」に基づいて変化させれば良いですし、5W1Hを使った疑問文なら、そのルールを適用すれば文章が完成します。
しかし基本文を作れなければ、その応用文も作ることが出来ません。なので基礎が超大切なんです!
生徒からの質問!<英作文>
英作文でも肯定文が基本になり、そこに色々な文法が足されています。今回の生徒からの質問はこれでした。
「私が先週読んだ本はこの本よりも難しい」の英作文です。
この基本となる文は「私が先週読んだ本はこの本よりも難しい」です。つまり
“The book is difficult.”ですね。
さて、これをどう変化させればいいんでしょうか?
まずは比較級を足す!
まずは「(その)本はこの本より難しい」という内容を書きましょう!
先ほどの”The book is difficult.”が基本なのでこれに比較級のルールを追加します。すると
“The book is more difficult than this book.”となりますね!あれ?比較級は「形容詞/副詞+er than」じゃないんですか?と思った人は、また質問して下さい!比較級のもう1つのルールがあるので!
そして名詞(先行詞)を説明する働きがある関係代名詞を追加する!
この最初のThe bookに関係代名詞のルールを追加します。すると
“The book (which) I read last week is more difficult than this book.”となります。
先ほどの文章に(which) I read last weekが追加されました。詳しくは質問してもらえれば、なぜこうなるのかをしっかりと説明します。
さいごに
やはり文面で書くと、かなり硬い説明になってしまいますね…。実際に説明するときは、めちゃくちゃ柔らかい言い方で説明するので印象に残りやすいと思います。
このように英語は「基本文」+「いくつかの文法事項の足し算」で出来上がっています。英語が苦手な生徒の特徴は、この基礎を無視してなんとなくで覚えてしまうから、後々内容がゴチャゴチャになってしまってお手上げになっているケースが大半です。
まぁそれ以外の「語彙力不足」は論外ですが…。
難しい文章に出会った時はとりあえず基礎の肯定文に戻って考えて下さい。
以上、Mazzyでした!