こんにちは!塾長のMazzyです!
今日は2021年度(令和3年度)の3月に行われた大阪府の公立高校入試の合格者平均点を見てみましょう!
令和3年度(2021年度)の合格者平均点(100点換算)
令和3年度の合格者平均点は以下の通りです。教育委員会から公表されている合格者平均点はなぜか100点満点です。なのでこの表は正答率(%)と考えることも出来ますね!
100点換算(点) | A問題 | B問題 | C問題 |
国語 | 63.5 | 64.2 | 68.2 |
数学 | 56.4 | 60.2 | 63.4 |
英語 | 43.4 | 48.8 | 54.2 |
理科 | 59.9 | 59.9 | 59.9 |
社会 | 51.9 | 51.9 | 51.9 |
合計点 | 275.1 | 285.0 | 297.6 |
実際の90点満点で換算すると…
実際のテストは90点満点なので、90点満点に換算すると以下の通りです!
90点換算(点) | A問題 | B問題 | C問題 |
国語 | 57.2 | 57.8 | 61.4 |
数学 | 50.8 | 54.2 | 57.1 |
英語 | 39.1 | 43.9 | 48.8 |
理科 | 53.9 | 53.9 | 53.9 |
社会 | 46.7 | 46.7 | 46.7 |
合計点 | 247.7 | 256.5 | 267.9 |
C問題の方が難しいはずなのに、全体的にC問題の得点の方が高くなっていますね…出来る子がさらに努力を重ねている証拠かもしれません。。。
上位校では合格者平均点をマークしても安心とは限らない!
上記の点数はあくまでも合格者の平均点です!合格最低点ではないので、この平均点を下回っても十分合格の可能性はあります。
ただ、各問題(A・B・C)受験校の上位に位置している高校を受験する場合は、この平均点を下回ってしまうと危ない場合もあるかもしれません。
例えば、C問題を受験する高校としては三国丘高校、泉陽高校、鳳高校があります。その中でも三国丘高校はこの中でもトップ校なので、三国丘高校合格者の最低合格点は上記のC問題高校合格者平均点より上になる可能性があるからです。(実際はほとんどないとは思いますが)
左のグラフのような感じになっていれば、合格者平均点を取っていれば問題ありません。
ですが、必ずしもこのような分布になるとは限りません。
具体的な数字を例に挙げると…
三国合格平均…73点
泉陽合格平均…62点
鳳 合格平均…56点
C問題高校合格者平均点…63.6
次のグラフも参考にして下さい。
三国丘高校の受験者が泉陽高校・鳳高校の受験者より圧倒的に賢い場合はこの左のグラフのようなことも起こり得ます。
この場合はC問題の平均点を確保しても、泉陽高校や鳳高校では合格になっても、三国丘高校では不合格になってしまいます。
具体的な数字を例に挙げると…
三国合格平均…82
泉陽合格平均…50
鳳 合格平均…43
C問題高校合格者平均点…58.3
三国丘高校の合格者平均点を82点とすると、C問題全体の合格者平均点の58.3点を取っても、運が悪ければ不合格になっているかもしれませんね。。。
自己申告書も大切!
ボーダーラインにかかった時に参考にされるのがこの自己申告書です!
合格者上位9割に入れば自己申告書は必要ないんですが、このボーダーラインに引っかかった時には自己申告書が参考にされ、その中で高校独自の基準に沿って合格が決められます。
なので圧倒的な得点で合格する生徒以外は、この自己申告書は軽視できません。
⇨自己申告書のおかげで志望校に合格した生徒!自己申告書を甘く見てはいけない!
さいごに
当日、どれぐらいのレベルの生徒がどれぐらい受験するかは全く予想が出来ませんので、難関校を受験する生徒は、合格平均点を上回る努力をしておく必要があるかもしれないですね!
受験当日まで頑張って勉強し、当日は1点でも多く得点出来るようにしましょう!
以上、Mazzyでした!