こんにちは!塾長のMazzyです!
今回は英語系の資格の話をしようと思います。今は就職だけでなく高校受験や大学受験でも英検等の英語の資格を持っている人の方が優遇されますね。
英語系の資格は英検やTOEICを始め、TOEFL・IELTS・TEAP・GTEC・ケンブリッジ英検などがあります。でも一体どれを取得したらいいんでしょうか。
私立大学入試を視野に入れているのなら英検!
最近では関関同立や産近甲龍のみならず、その他の有名大学でも英検利用が可能になってきています。
2級で当日のテストを8割扱い、準1級で満点扱いの所も少なくありません。もちろん毎年規定は変わりますので、常にこの条件とは限りません。
例えば近畿大学では2019年度の入試では英検2級で80点、英検準1級で満点扱いだったものが、2020年度の入試では英検2級では70点、2級A(2級の合格の中でも高得点)で85点、準1級が満点扱いに変わりました。
ですが英検を持っていて損は絶対にありませんので、積極的に英検を取得することをお勧めします。
公立高校受験では英検2級以上が必須!
現在、大阪府の公立高校の受験制度には、英検とIELTSとTOEFLの優遇措置があります。TOEFLやIELTSはあまり馴染みがないと思うので、英検に関して触れたいと思います。
高校入試で有効な英検レベルは2級と準1級です。準2級以下は加点すらありません。
英検2級を持っていれば当日の英語の試験は80%、つまり72点(90点満点)を保証してくれます。準1級を持っていれば満点(90点)です。
公立高校入試時の英検特典
英検 2級…72点(80%)
英検準1級…90点(100%)
大学受験生とって英検2級は全く難しくはありません。きっちり勉強し、大学入試に向けて努力を重ねている生徒なら、英検2級は特に特訓をしなくても突破できるレベルです。強いて言うとリスニング・英作文、そしてスピーキングを多少練習する必要はあると思います。
本当にそこまで難しくはありません。
ただ、中学生に英検2級はかなりハードルが高い気がします。もともと英検2級になると、英検協会が示しているレベルとしては「高校卒業程度」となっています。つまり中学校・高校の文法や単語は知ってて当たり前のレベルで問題が出されます。
英検の各級のレベル
英検協会の公式HPから出されている各級のレベルです。
英検 1級・・・大学上級程度
英検準1級・・・大学中級程度
英検 2級・・・高校卒業程度
英検準2級・・・高校中級程度
英検 3級・・・中学卒業程度
英検 4級・・・中学中級程度
英検 5級・・・中学初級程度
いつもこの表を見て思う事は、「高校卒業程度」は文部科学省が定める高校で履修すべき学習内容を全て習得した者という事なんだろうな…と想像は出来ます。
ただ、大学中級程度や大学卒業程度とは、どこのどの大学の話をしているんでしょうか…と思ってしまいます。大学は学部によっても学ぶ内容が全く違うので…
そこそこレベルの大学へ通っている3回生に英検準1級を受けてもらっても、合格する気がしません。
さいごに
高校生ならば英検2級か準1級を狙うことが出来ると思います。英検は圧倒的な語彙力が必要になってくるので、まずは語彙力を伸ばして下さい。それから時間配分を考慮しながら、問題演習とリスニングやライティングの練習をして下さいね。
ウチの塾ではその辺りも必要なら指導することが出来るので、必要な生徒は声をかけて下さいね!
塾生や卒業生の2級・準1級の勉強方法はこちらをご覧下さい!
⇨英検準1級へ一発合格した勉強法!もともと英語が苦手だった生徒が準1級に一発合格しました!
⇨英語経験ゼロの中1スタートで中3で英検2級に合格した生徒の勉強法(指導方法)をご紹介します!
以上、Mazzyでした!