足場無しのDIYで屋根のスレート瓦を10万円以内・1週間で交換するやり方！ど素人が初挑戦！誰でも屋根の張り替えが出来る！その２

こんにちは！塾長のMazzyです！
(この記事は「旧・清水学習館」の内容です。)

前回のブログで、スレート屋根を交換するために必要なおおまかな材料や工具をご紹介しました。

前回のブログはこちらをご覧下さい。

今回からは材料や道具の説明ではなく、屋根を葺き替える作業についてお伝えしようと思います。ですが全て自己責任の作業なので、注意して行って下さいね。また、僕は命綱無しで行いましたが、出来ればプロに足場ぐらいは組んでもらって、命綱なる物を付けて作業をして下さい。

屋根から落ちたら最悪の場合はあの世行きです(*´Д｀)

DIY屋根張り替え作業その①：ブルーシートを撤去

まずは台風で屋根が吹っ飛んだ時に、応急処置で張ってもらったブルーシートを剥がしていきます。紫外線にずっと当たっていたので、部分的にボロボロです…

本当はこの5ヶ月ほど前(真冬)にもDIYでスレート屋根の交換を試みたのですが、工務店さんが応急処置で施した、ブルーシートを固定しているドリルネジがなめてしまっていて、どうしても外れなくて、無理に外そうとしたら屋根から滑り落ちそうになり、恐怖を感じたのでやめました。

今回はブルーシートを丁寧に剥がすことは諦め、大胆にカッターで破っていきながら、少しずつ作業を進めていくことにしました。(２日後には雨予報だったので)

ネジがなめて外れないところは…もう無理やり引きちぎる作戦に出ました！(笑)

さて、作業です！！

まずは野地板を３枚ぐらい並べて張れるであろうスペースのブルーシートを剥がしていきます。この作業で１時間半ぐらいかかりました。

するとこんな状況になりました。

スッキリとしていますね…次は野地板を張る時の基礎となる垂木を組んでいく準備をします。

そして次に、破損部分の長さを再測定しました。以前はブルーシートの上から測っていたので、だいたいの長さしかわかりませんでした。今回はもうブルーシートがありませんので、しっかりとした長さを測定して、早々に作業する内容を決めていきます。

破損部分の縦の長さ＋軒先の長さを含め、4000mmある垂木を3400mm程度で切断しました。各自の屋根の長さに合わせて切断して下さいね！軒先は大体500～650mmぐらいだと思います。

長さを3400mmに揃えた垂木を破損部分の縦部分に合わせて再度イメージトレーニングを行います。そして70mmの釘を使って垂木を固定していきます。

この釘が短いと垂木を固定出来ないので、垂木の長さに合わせて釘を選んで下さい。一般的には垂木の厚みの倍ほどの長さの釘があれば大丈夫とされています。

僕の考えではドリルビスで留めた方が、台風で屋根が飛んでいきにくいと思ったのですが、どこのサイトを調べても屋根作業は全て釘で作業をしていましたので、それにならって釘を使います。

300mm程度の間隔を開けながらまずは垂木を５～６本固定しました。

今回は屋根の構造上、垂木の足元が浮いてしまったので、そこに切り落とした垂木を土台にして高さを確保しました。

取り敢えずこれで野地板を張るベースが出来ました！

続いてこの垂木の上に野地板を張ります。これは35mmの釘で打っていきます。

きちんと垂木の間隔を計算しながら、きっちり垂木に釘が刺さるように野地板の上から釘を打ち付けます。

本来は野地板の端部分がちょうど垂木の上に乗るように計算しますが、２階に誰も住まないのと、もし屋根が壊れたらもう一回作り直したらいいか！と思ってスピード重視で作業をしています(笑)

１枚ずつ丁寧に張り付けていきます。３枚分を張り付けたところで軒先の長さを再測定します。そしてそれに合わせて野地板を切断します。

１列分の野地板を張り終えました！！かなり疲れました…。

一応保険として滑り止めである木を軒先付近に固定しています。これは足場を使って作業をしていないため、万が一足元が滑ってもここで踏みとどまれるように作っています。

垂木を切断した時に出来る端材を利用しました。

今と同じ作業をその横のもう２列に行います。そしてその先は部分的に破損している所なので、サイズを慎重に測定しながら木材をカットしていきます。

今日はとりあえずここまでの作業にしておきます！作業をしていて思ったことは、やはり命綱があった方が安心感があるのと、足場があった方がはるかに作業がはかどります！が、予算も上がっていくので、それはご自身の判断に委ねます。

次のブログではこの続きの作業をアップしていきますね！

以上、Mazzyでした！