塾長ブログ

志望校の決め方!偏差値・部活・進学率・立地条件などを加味して検討する!オープンスクールも有効!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は中3・高3の生徒たちが悩むであろう「志望校の決め方」について触れたいと思います。主に中学3年生向けの内容ですね。

みなさんはどうやって志望校を絞っていっていますか?今日はウチの塾にいた過去の先輩方が行っていた志望校の決め方についてお話します。

まずは学区についてからです!

2014年度の入試から学区制が廃止された!

2014年までは大阪府内は学区制が導入されていて、自分が住んでいるところから通える高校が決まっていました。(堺市は第4学区です)

つまりウチの塾の周りに住んでいる生徒たちは、大阪市淀川区にある大阪府内トップの北野高校には、例え大阪府ナンバーワンの学力があっても通えないシステムでした。当時は堺市から通えるトップ校は三国丘高校でした。

ですが2014年度の入試からこの学区制が廃止され、大阪府内のどこの高校でも受験可能になりました。これにより生徒たちにすれば一見、選択肢が増えたようにも思えたのですが、実際は自宅から自転車圏内で行ける近場の学校に進学先を決める子が多く、僕の周りでは学区廃止はあまり変化がなかったように思えました。

しかし中には堺市の第4学区のトップ校の三国丘高校を受験せず、第3学区の高津高校に進学を希望した生徒もいます。三国丘高校よりも高津高校の方が校則がかなり緩いですからね!

学校の校則も、進学先を選ぶ上での重要なポイントになりますね!

偏差値で高校を決める!

もちろん進学する上で偏差値は重要です。大学受験を視野に入れている場合は、それ相応の高校に進学する必要があります。例えば偏差値が40ぐらいの高校に入学して、偏差値70程の大学に進学する場合は、かなり無理がありますよ。

100%無理なわけではありませんが、塾に入り浸る必要があります。基本的には学校の授業があっての塾なので、その基準となる「学校の授業」が頼りにならない場合はかなりの頻度で塾に通う必要がありますよ。

偏差値で高校を決める場合は、五ツ木模試などの模擬試験を受けて、現在の自分の学力を基準に進学先を決めても良いと思います。

注意しなくてはならないことは、「決して無理して入学しない」ということです!ギリギリで合格して、高校3年間、学校の内容について行けず辛い思いをした生徒も何人も見てきましたので

もしギリギリで合格したのなら、合格後もそのまま受験生並みに勉強を続ける必要があります!

部活で高校を決める!

現在では部活をしている中学生が大半です。例えば小学校からソフトボールをしていて中学校に入っても野球部に所属し、「高校は野球の強いところに行きたい!」と言って志望校を決めた子もいます。

その生徒は文武両道を目指して関西学院高等部に進学しました。その生徒は野球ではキャッチャーが一番楽しい!と常に話していましたよ!ただ、関西学院高等部は堺市からはかなり遠いので、通学に時間がかかるのは覚悟をしておく必要がありますね。

通学のしやすさで高校を決める!

上記の「部活で決める!」とは反対で通学のしやすさで決めるのも1つの手だと思います。大半の生徒は自宅から自転車で通える範囲の高校を選び、その中で自分の学力に合った学校を選択しています。

ですが学校により自転車で40~50分かかる場合もあるので、その場合はレベルをもう1つ下げて志望校を選ぶ生徒もいます。

一度、気になる高校までは自転車で行ってみるのも良いかもしれませんね!

提携大学があるかどうかで高校を決める!

これは主に私立高校ですね!例えば近大附属高校・近代泉州高校はその上に近畿大学がありますし、初芝立命館高校はその上に立命館大学があります。

もちろん厳しい内部進学基準はありますが、外部から受験するよりはまだ比較的易しく大学に進学することが出来ます。

またこれ以外に指定校推薦枠を狙う前提で、指定校推薦枠が多く存在する高校を選ぶのも1つの方法です。

指定校推薦枠で合格した後は更に努力する必要がある!

指定校推薦枠を狙うために指定校推薦枠が多い高校を選ぶのも、志望校を決定する1つの方法です。ただし、指定校推薦で合格した生徒たちの大半は、秋頃に勉強をやめてしまいがちです。そこから大学入学まで約半年間、勉強をしなくなるので、大学に入学した時にとてつもないぐらい学力が低下してしまいますよ!

過去に指定校推薦で大学が決まり塾を辞めた生徒がいます。そして大学入学までほとんど勉強をしなかったらしく、大学に入学して半年経った頃に再度入塾して来た生徒もいるぐらいです。

学力を上げるのには相当な時間を要しますが、低下させるのはあっという間ですよ!

友達との相談で高校を決める!

中学3年生の夏ごろになると、学校の友達同士で「自分、どこの高校を受けるん?」といった会話をよく耳にすると思います。

やはり仲の良い友達同士で同じ高校に行きたいものです。過去の生徒の中には「友達が俺と同じ高校に行くために1ランク志望校を下げてくれたから、俺、絶対に受からないとあかんねん!!」と意気込んでいた生徒もいました。

友達がどこの高校を受けるかを聞いてから志望校を決めても良いと思います。ですが、1つだけ心に留めておかないといけないことがあります。それは…その仲の良い友達も入試の時にはライバルになるということです。

出来れば合格発表は友達と一緒に見に行くのではなく、一人で見に行く方が無難ですね!

校風で高校を決める!

実際にオープンスクールに行って、現地の雰囲気を味わうのも1つの手ですね!実際に高校に入ってみないと学校の雰囲気がわからないのですが、オープンスクールに行った時の部活が活発かどうか、生徒たちが楽しそうにしているかどうかも志望校を決める1つの方法です。

「オープンスクールに行ったけど、あそこの高校は部活がショボい上に面白くなさそうやからやめとく!」と言っていた生徒もいます。やはり受験前までには1度は見学に行っておいた方が良いですね!

校則で高校を決める!

学校により校則はさまざまです。一般的に公立高校よりは私立高校の方が校則が厳しいですが、公立高校の中でも学校によって「制服がない」や「茶髪OK」などの所もあります。

冒頭でも書いたように、堺市の旧第4学区のトップ校の三国丘高校を受験せず、旧第3学区の高津高校に進学を希望した生徒もいます。これは高津高校の方が校則がかなり緩いからです!制服もない自由な高校ですよ!

制服で高校を決める!

過去には制服で進学先を決めた生徒もいます。第4学区では東百舌鳥高校の制服のカッターシャツが薄い水色か薄いピンクでカッコよく&可愛く見えるので結構人気ですね!

「ヒガモ(東百舌鳥高校)の制服が可愛いからヒガモに行きたい!」と言って、東百舌鳥高校を目標として勉強し、進学した卒業生もいます!

やはり高校3年間着る制服なので、カッコ悪い制服よりはカッコいい制服の方がいいですよね!

さいごに

今日お話した内容はほんの一例ですので、また具体的に相談を行って、生徒たちの希望も聞きつつ志望校を絞っていきましょう。

以上、Mazzyでした!