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大阪府公立高校入試の特別入学者選抜とは?2月中旬に実施される!

こんにちは!塾長のMazzyです!

今日は中3にとってはかなり大切なイベントである「入試」に関する内容をお伝えします。2月10日前後に行われる私立高校入試、3月10日前後に行われる公立高校入試以外に、2月中旬に行われる特別入学者選抜というものがあります。一体どういう入試なのでしょうか?

特別入学者選抜は特技重視の入試!

3月に行われ、多くの受験生たちが受ける公立高校入試の大半は普通科です。つまり5教科の勉強を進めていく高校ですね。

一方2月中旬に行われる特別入学者選抜は特技を重視した入試になります。具体的にはスポーツ系、音楽系、美術系、演劇系などです。

特別入学者選抜の問題は一般入学者選抜よりも簡単!

特別入学者選抜の入試問題は、3月に行われる一般入学者選抜よりも難易度は易しく作られています。

一般入学者選抜は学校別にA・B・Cの3つの難易度別の問題が用意されています。それに対して特別入学者選抜はA・B問題の2種類です。

実技試験が課される!

学力検査(入試)自体は易しめに作られていますが、特別入学者選抜では実技試験が課されます。つまり、ピアノ専攻で入試を受けるとピアノの実技試験が課されるわけです。

なので実技の腕も磨いておく必要がありますね!

実際の配点も受験する科によって違うので、事前にしっかりと確認をしておく必要があります。

大阪府教育委員会のHPより抜粋

入試は45点満点×5教科=225点+内申点(225点満点)で計算!

3月の一般入学者選抜試験は90点満点×5教科=450点満点と内申点450点満点で計算されるのに対し、この特別入学者選抜入試は45点満点×5教科=225点+内申点225点で計算されます。

<特別入学者選抜入試>
入 試=45点×5教科=225点
内申点=225点
合計450点満点

<一般入学者選抜入試>
入 試=90点×5教科=450点
内申点=450点
合計900点満点

点数配分も一般入学者選抜とは異なるんですね!

内申点の計算方法

内申点の計算方法は以下の通りです。

3年生の評定×3 + 2年生の評定×1 + 1年生の評定×1=225点満点

例えば…

3年生の評定がオール4(4×9科目=36点)
2年生の評定がオール3(3×9科目=27点)
1年生の評定がオール3(3×9科目=27点)

とすると、計算方法は

36×3+27×1+27×1=162点(225点中)になります。

この数字に学校ごとに決まっている比率を掛けて最終的な点数を出します。

特別入学者選抜は入試得点+内申点+実技試験で判定される!

最終的に合否を判定するのは上記の入試と内申点と実技試験の3つの合計点です。

<合否判定>
・入試の得点(225点満点)
・内申点(225点満点)
・実技試験(受験科により異なる)

さいごに

この特別入学者選抜は通常の5教科で勝負をしようとしている生徒たちにはなかなか縁がない入試です。

ですが、水都国際高校は公立高校なのに中高一貫校という珍しい学校で、この学校のグローバル探求科は特別入学者選抜入試にあたります。

水都国際中学・高等学校HP

今回の内容でわからないことがあれば、また塾で質問して下さいね!

以上、Mazzyでした!